おうちdeプチナース専門学校 校長のもみじです。

今日は「血」について書いていきます。

「血」とは血液のことです。 この「血」読み方は「けつ」と読みます。

東洋医学や漢方の世界でいう血は、全身に栄養を供給し、うるおすことです。

血が十分足りている人は、顔色がよく、筋肉が充実し、皮膚や毛髪もうるおいとツヤがあり、視力もよく、四肢の活動も機敏です。

血が不足すると、ふらふらして目がくらみ、顔色がうす黄色になったり、毛髪が薄くぱさつき、皮膚は乾燥し、手足がしびれ、動きが鈍くなるなどの現象があらわれます。

また血は人体の精神活動の主な基礎物質です。血が十分足りていると精神は充実し、はっきりした意思ををもち、感覚も鋭く、意欲的に活動することができます。

血が不足すると、精神が衰え、記憶力が減退し、眠れなかったり、イライラしたり、ぼんやりしたりします。

場合によっては、胸がどきどきして不安になり、意識がはっきりせず、ノイローゼなどの現象があらわれることもあります。

ここまで読んで、思ったかもしれませんが、血は体の中にあればあるほど体も心も安定します。

なので、普段から血を作る食べ物はよく食べると良いと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日は、氣血水の「水」について書いていきます。

引用元:「マンガでわかる東洋医学」「台所漢方」 根本幸夫       株式会社池田書店


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