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映画『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』見たので1000文字で感想書く。

(ネタバレはありません)


・スポ根!

映画の内容を一言で表せと言われれば、きっとこのキーワードが真っ先に来ますよね。ただ、やっぱりこういった作品に触れる度に思うのは「丁寧に作られたスポ根は、いつだって心を動かす」って事です。

すごくいい作品でした。
熱い、熱い、とても熱い。
音で、声で、演出で、「気づき」で、心を沢山燃焼させて頂きました。

・コンテンツとしての「重層感」

実は自分はウマ娘のアプリを全くやってませんが、コンテンツとしてのレベルの高さはすごいなぁと感心させられています。
「史実」「if」「関係性」を重要視しながら、「ストーリー」や「キャラクター」を破綻させないように作り上げていく制作陣のバランス感覚が、この映画でも遺憾なく発揮されているように感じます。

自分自身はあまり史実にも詳しくないもんですから、パンフレット読んで「うわ、それ(史実的な要素)も組み込んだのかよ…パネェな…」と思わせられる箇所がありました。史実の活かし方が、針に糸を通すかのような繊細さと正確さでビックリさせられます。

まぁもちろん、諸々の都合であえてスポットライトを当てられなかった場所もあるのかもしれません。が、『ジャングルポケット』という主人公の物語として、これは間違いのない出来であったと私は思います。

・実は最初は不安だった

そう、最初観る前までは「あんまりポッケ系のキャラって得意じゃないんだよな…」という先入観があったんです。

が、そこは流石ウマ娘。ストーリーの組立方と純粋系の魅力で引き立ててくれて、一気に好きになりました。フジキセキとの関係性、良いね…オープニングで「あ、こりゃ間違いなく根はいい子だ」って一気に好きになっちゃったよ…上手いなぁ…。

・作品内の推しはタキオン

その上で、もう一人の主人公は間違いなくタキオンですよね。ありゃダメだ。ワイの性癖にドストライクや。観てて狂いそうだった。

いじらしいですね、彼女。狂気の顔の裏に隠された「感情」が、隠し切れてない場面が出る度に心臓がギュッとなるっつうか。もしこれから観る方はタキオンの表情をまばたきせずに見守ってほしい。

鑑賞済みの方とは酒でも飲みながら夜通し感想を言い合いたい。多分ワイはタキオンの話で1時間くらいは語るので覚悟してほしい。

タキオンのモルモットになりてぇ…。

・ここまで来たら…

ワイはアプリを落とすべきなんか?マンガもDVDも家に全巻あるもんなぁ…。

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