青いポニテの子にバタースコッチパイ食わせてGルートに突っ込ませる話

まさかの続編です。

前回は「一人では無理だなコリャ」と２回くらいは喋った記憶があったのですが、

なぜかあれ以来、新曲の解禁で何回も涼ちゃんが出てくるんですよ。
まるで、自分を攻略してみなさいよと挑発しているかのよう。陽夏は？ねぇ、陽夏は？？？

本当は個人的には、そろそろ桃色凛呼姉ちゃんのスコア検証とかがやりたいところなんですが、そもそも出てきません。悔しい。まぁしかし、涼ちゃんも全くと言っていいほど解き明かしていない部分が多いので、もう一度本腰を入れて検証をしてみたいと思います。

○「青い青いアイツ」の効果について

まずはおさらいしましょう。

『からふるぱすてる』から出演の涼ちゃん（Bass）
「青い青いアイツ」は青をたくさん完璧に倒すとスピリッツが高まるぞ!(最大1500スピリッツ)という効果である。

全ノーツのうち50％が青ボタンだった「めうめうぺったんたん！！」青Bで、MAX1500スピリッツを獲得できる。

今まで検証してきた中で一番獲得スピリッツが低かったのは「I think about you」青Gの52スピリッツだった。全ノーツのうち10.7％しか青ノーツがない曲だったため、もしかしたら最小かもしれない。

そして、前回までの検証では
・青ノーツのパフェ率には依存していない
・リザルトのパフェ率に依存している
・乱、スパ乱は関係ない
・（青ノーツ数/総ノーツ数）×パフェ率の計算式になっている
という事までは分かってきた。

しかし、
・パフェが一桁台で変動しても獲得スピリッツに変動がない場合がある
・ギター側だけでしか検証してないため、ドラムが同様の計算式か不明
・そもそもドラムはシンバル・ハイハットが対象かもよく分からない
…とまぁ、このような状態だった。

○ギター側パフェ率分布検証開始

次はこちらを見て欲しい。
前回に追加してX回ほど、パフェ率を散らしてCutie pie青をプレイした記録となっている。ここから読み取れるデータは以下の通りだ。

・パフェ9％までは獲得スピリッツがない
・11～18％までは52スピリッツ
・20～28％までは105スピリッツ
・31～39％までは158スピリッツ
・40～44％までは211スピリッツ
…といった具合だ。

他にも、79％と80％でスピリッツ獲得量が変動していたりするので、完全検証を行ったわけではないが高い確率で言えるのは
『パフェ率は10％ずつの断層となっている』という事だ。
そして、その推移から察するに、
10～19 / 20～29 / 30～39 / 40～49 / 50～59
60～69 / 70～79 / 80～89 / 90～99 / 100
となっている可能性が高い。
（本当はエクセを出して検証すればよかったのだが、暑さであまりにも具合がよくなかったのか変な癖がついてしまい検証できなかった）

そしてその断層ごとに増加するスピリッツ量は52.8～52.85と思われる。小数点以下は切り捨て計算だ。なので、推測としてCutie pie青の理論値は528スピリッツということになる。

この理論が正しければ、各リザルトのパフェ2桁目の数字で獲得スピリッツを割って、そこに×10をすればその曲（譜面）の獲得スピリッツの理論値を導き出すことが出来る、という算段になる。

○ギター側の獲得スピリッツ期待値は？

ということで、現実的にはパフェ90％台を目指せばギターは概ね問題なしという考え方になる。しかし、問題は「そこまで青ボタンに偏る譜面ってあんの？」という話だ。

先ほど例でいうめうめう青Bのような、「低難易度でかつ青に極端に偏る譜面」を探るのは、ある程度可能だろう。しかし、そこから難易度が上がれば上がるほど全体の比率は黄色・紫、そしてOPENに広がっていき、必然的に青ボタンの比率は「高すぎず・低すぎず」という形にまとまっていく。

例えば、「主亡き機械人形のまなざし」赤Bはどうだろうか。ノーツレーダーはこのとおりで、Y・Pは少なくOPはなし。Bの比率がかなり高いため、なかなかの高スピリッツが狙えそうである。

泣きそうなくらい調子が悪かったが、何とかパフェは91％で推移。結果、獲得スピリッツは1152となった。恐らく、エクセなら1280となるだろう。
意外と悪くはない数字だが、MAXの1500には意外と遠い。

今度は「WITCH HUNT」の赤Gである。ノーツチャート的には青が圧倒的に伸びているが、緑・黄も負けてはいない。全体で言えば、青は33％よりは確実に下回るかな？という印象だ。

結果、パフェ率は94％、獲得スピリッツは1008となった。青がグンと伸びていようとも、他の色の比率も高ければこれくらいに落ち着いてしまうという事だろう。パフェが低いのは本当に泣きそうなくらい調子が悪かったからであるので許してほしい。

では、「からふるぱすてる」クラシック譜面の紫Gはどうだろうか。ノーツチャートはこのとおりで、青の分布は全体の1/4くらいの見た目になる。

パフェ率は99％、獲得スピリッツは768となった。なんとCutie pie黄よりも低い。やはり青が突出していなければ効果は非常に低くなるようだ。

それなら、同じく「からふるぱすてる」クラシック譜面の青Gならどうだろうか。ノーツチャート的にはやはり緑が多いが、そのかわりOPはない。目視で見る限り、ざっくり青の割合は28～30％くらいだろうか？

結果、パフェ率は99％で、獲得スピリッツは844となった。紫Gより76の増加である。やはりほかの色が混じってこない分だけ、全体比率で青が高くなるのはこれで実証できる。

ということで、個人的な体感としては赤・紫譜面であれば青が突出している曲を選んで1000スピリッツくらいが期待値とみていいのでは？というのがもやし親父としての見解である。
MAXの1500を狙うのであれば、ほぼ間違いなく青譜面を漁った方が早い。そして、1000スピリッツは全体でみるとまだ優秀な方であるということも付け加えておきたいと思う。

○ドラムの「青」はどれなんだい？

ギターの検証は概ね終えたと考えていいだろう。
さて、問題はドラムである。まずはスピリッツが増加する要因はどの場所のチップだろうか探る必要がある。
恐らく、関係するのはハイハットとシンバルだろうが、先入観だけで検証に入るのは一番やってはいけないことである。

まずは、基本情報の仮説が正しいかを実証してから進むのが検証だ。

手始めに選んでみたのは、「紅蓮華」の青Dである。ノーツレーダー的にもほとんどがスネアを占めているのがわかる。

結果、パフェ率95％で715スピリッツが入った。ほとんど青が関わらない譜面でもそこそこに入った…？？？これは意外である。

次は、「凛として咲く花の如く」の青Dである。ハイハットはかなり少ないが、ノーツレーダーの35％以上は間違いなくシンバルに偏っている。

結果、パフェ率94％で1265スピリッツが入った。驚きの高水準である。まずはシンバルが関係していることは、これで間違いないだろう。

そして次は「箱庭の世界」の青Dである。今度はシンバルが0％の代わりに、ハイハットが全体比重の40％以上を占めているノーツレーダーとなっている。

結果、パフェ率99％で1292スピリッツが入った。こちらも驚きの高水準である。これでハイハットが関係していることも間違いないことが証明できた。

＜確定＞
ドラムの場合は、シンバルとハイハットの比率によって獲得スピリッツが変動する。

○ドラムパフェ率はどんな関連性？

ここからが本番だ。次はドラムの場合のパフェ率変動の調査である。
ギターのように、ドラムも獲得スピリッツはパフェ率が関係しているのは間違いないだろう。

仮説では、ギターと同様に10％ずつの分布になっているのでは？と考えている。涼ちゃんはすでに、どのノーツを重視するかとか、比率によって獲得値がどれくらい変動するか等が全くギターと違うことが分かっているので、ここでパフェ率の分布まで完全に違うとなったらもはや完全検証はお手上げレベルになってしまう。

では、ドラムのパフェ率はどう検証するか？
答えは簡単、同じ譜面でパフェ率を散らして獲得値を記録していく。これしかない。

今回の検証プレイで選ぶのは、「MEGALOVANIA」青D。もはや検証のお供といっても過言ではない。ちなみに、こちらを選曲している理由は非常にシンプルで、「何百回やっても全然飽きないから」である。
yvya神のアレンジがかっこよすぎるし、あのサンズ戦のことを思い浮かべれば何回でもコンテニューできる。不屈のケツイを持って検証するにはこの曲はうってつけなのである。
（余談だが、このnoteもずっと原曲をリピートで流し続けて書いている）

以前に思いの丈を綴ったのはこちら。実は全然書き足りないので、いずれ改めて熱情を書きなぐりたいと思う。

話を戻そう。

まずは手堅くエクセを出し、獲得スピリッツを確認。獲得は1265スピリッツだ。あぁ畜生、ときし子ママに目が行く。ぐるぐると雑念が邪魔をする。ママのG（ガンギマリ）ルートに堕ちたい。ママのバタースコッチパイが食べたい。

話を戻そう。

ここから、パフェ率を散らしていき分布を探っていく。
とりあえず80％以上で数字を散らしてみようと、６回データ取りを行ったらこのような結果がでてきた。

………。

………………？

なんだこれは・・・

91、94、98、100％で全て獲得スピリッツにバラつきが発生した…？
増加率にも法則性が見いだせない…？
あれ、っていうかなんでじゃあ88％、89％の時は獲得スピリッツが同じなの…？

………。

あ、えっと。

現場からは以上です。