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「NiziU待望の新曲『ASOBO』の雑感」

  桜があっという間に散ってしまって、いよいよ新年度が始まった実感がします。

そんな中、桜舞い散る中に忘れた記憶とNiziUの声が戻ってきました。本日はNiziUの新曲『ASOBO』についての雑感を記していきたいと思います。

 

やれんのか!!世界戦略!!

 NiziUのコンセプト、もといNizi ProjectのコンセプトはJYPが指揮をとり、世界中で勝負ができるガールズグループを作るというもので、TWICEの信頼と実績があるがゆえ、世界規模のガールズグループが本当に爆誕するのではないかと期待していました。

後発ですが、AAAの日高さんことスカイ-ハイさんも世界で活躍するボーイズグループを作るとthe firstという自腹一億円出資を強調したオーディションを始めたときは、お、おう。せ、せやな。がんばれよと首を傾げていました。私はAAA世代と言っても過言ではないのですが全くAAAに魅了されずに生きてきて、クラスの陽キャがAAAを聴いているの横目に私は教室の片隅でデュフフwwwサーセンwwwとPOLYSICSを聴いて生きていた人種なのでこれからの日高さんことスカイ-ハイさんの活躍とかましっぷりには期待したいところです。

話を戻しましょう。

※画像はイメージです。


前回までのNiziUの雑感

 昨年21年11月に1stアルバム『U』がリリースされ、ここまでのNiziUは単純にJPOPだったなという印象です。これは世界戦略のための足場を固めたいねらいなのでしょうが、明らかな日本市場を意識したPOPSで私としてはもう少し攻めてほしかったなと思いました。

初の有観客ライブSUPERSONIC

 ご時世的にイベントを主催することが難しい昨今。NiziUの場合どうしてもメディア露出は音楽番組に限られてしまいます。そんな中SUPERSONICに出演が決まりました。音楽番組は十分な演出効果の恩恵を受けられるので、実際のパフォーマンよりハイプに魅せることが可能だと私は考えていて、このステージはNiziUの真実が明かされた瞬間でした。

これ素舞台にもほどがありませんか?もう少し金かけてあげてよとおじさんは思ったんですが、彼女たちの透き通る美しさに小細工なんて何一つ不要だったんだなあ。

TWICEを彷彿とさせるMV


 良い。日本語は英語など他の国の言語と比べて言葉の意味を伝えるために必要な時間が1.5倍程度長いと言われています。つまりは日本人の感覚では邦楽の4分の曲は尺としては普通ですが、海外では長ったるく感じてしまいます。KPOPの日本語版がダサいというのはそれに起因していて、本国韓国基準の尺で作られた曲に対して日本語によるアプローチで意味完結させるには尺が足りないため単純で簡素な言葉が使われます。

新曲のASOBOは前回までのNiziUの作品とは違って、短い言葉速い発音でスパっスパっとビートにアプローチしています。それゆえに文章ではなく単語で意味が構成されていてダサさを感じにくく私のようなアラサーでも照れずに聴きやすい仕上がりです。あっぱれ。サビの歌詞の文字数を極端に少なくしてダンスミュージックに仕立てたのもグッドです。

まとめ

 『ASOBO』は今までのJPOP路線から外れた世界基準のPOPSソングに仕上がっていたと思います。虹プロゴールドラッシュも落ち着いて、今後はキャッチーなダンスで大衆に売り込むのではなく顧客に刺さる作品展開に期待したいです。

以上です。



余談

 TWICEはこの曲が一番好きです。

ウッドベースが最高にぶち上ります。我が家の推しダヒョンのラップがカッコかわいくこれは巧妙です。アルバムPerfect Worldは超名盤なのでぜひ聞いてみてください。


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