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偶然をチャンスに変える|鎌田薫さん編集後記

今回インタビューをさせてもらったのは、CAREER MARKの共同代表そして、任意団体Dual Career Anywhereの活動をしている鎌田薫さんです。

鎌田さんははた目に見ると、輝かしいキャリアの持ち主です。大手生命保険会社の総合職から2度の転職を経た後、夫の海外赴任に帯同する形で「駐在妻」となっています。

「何が不満なの?」と感じられるキャリアを持っていても、鎌田さん本人にとっての「不本意なキャリア中断」は、働きたくても働けないもどかしかなかったと話してくれました。

鎌田さんと話して感じた私なりの気づきを編集後記としてお伝えします。


私にない「心を開く力」を鎌田さんは持っていた

鎌田さんのお話を聞いていて、強く感じたのは「心を開いて、感情を話す」のが私にとってはハードモードだということです。

  • 会いたい人がいる

  • やりたいことがある

  • 私の好きなことを伝える

上記のような大事な話を周囲に伝えているかと言われたら、私は一切伝えていなかったことに気づきました。
どうでもいいことはよく話すのですが、自分自身の核心に触れる部分は、家族にさえあまり共有したくない自分がいる。

鎌田さんのように周囲に「好き」の種をまくことで、舞い込むチャンスがあると知って、話していくのも大事なのかもと気づかされました。

偶然をチャンスに変える難しさ

自分の感情を人に共有していますか?

話していくことが大事だと気づいても、やはりすぐに話すのは難しいですね。話す機会があっても、何を話していいかわからないんですよ。
今までの習慣を大人になってから変えるのは、大変な事ですね。

私の場合、決まったことの「報告」は必ずしますが、「相談」はしない。
強く「やりたい」と思ったことは、人に話したところで結論が変わらないのであれば、話す意味なくない? と鎌田さんの話を聞くまで思っていました。

しかし言われてみれば、やりたいことや好きを周りに共有しておけば「以前こんな話してたよね」とチャンスをもらえる可能性があります。

偶然をチャンスに変える。と考えた時に、殻にこもるのは損しかないです。
自分のやりたいことを誰も知らなければ、話は舞い込んで来ないですよね。
鎌田さんのように偶然をチャンスに変えて、いい流れを作っていくためには「殻から出る」必要があるのだと気づきました。

偶然をチャンスに変える難しさはもちろんあります。
しかし、「難しい」で終わっていたら何も変わらないのも事実です。
現状をよくするためには、難しい事にチャレンジして壁を乗り越えていく必要があるのだと気づきました。

「特別」を作るのは自分。可能性は誰にでもある

鎌田さんの持つキャリアは、私から見れば悩みってあるんですか? と思うぐらいすごい物でした。
でも同じように悩みがあって、乗り越える努力をされていて、自分らしく生きていく1人の女性です。

いつだって「あの人はよくできる人だから」と特別を勝手に作り上げて、やらない理由を作っているのは自分自身なんだなと思います。
可能性は誰にでもあって、小さなヒントをきっかけに行動をするかしないかの違いしかないのかも知れません。

今回お話を伺った鎌田薫さんは、同じ環境にいる駐在妻さんたちのサポートがしたいとおっしゃっていました。パートナーのタイミングで海外に行くというのは、不安や焦りがないはずがありません。

逆境をチャンスに変えるヒントが知りたい人は、鎌田薫さんのインタビュー記事をチェックしてください。偶然をチャンスに変える方法、小さなきっかけの見つけ方のヒントを得られるはずですよ。


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