Datadog 認定資格試験受けてみた!
株式会社マクアケのアドベントカレンダーの15日目の記事です。🐾
Datadog認定試験がローンチされてました!
今年の8月頃 Datadog認定試験 なるものが出ていることに気づきこれはぜひ取得せねばということで受験しました。
現在Datadog認定試験ではこの3つが用意されています。
Datadog Fundamentals (Datadogの基礎)
Log Management Fundamentals (ログ管理)
APM and Distributed Tracing Fundamentals (APM&分散トレーシング)
とりあえず一番簡単そうだったので Datadog Fundamentals を受験することにしました。公式でも Datadog Fundamentals からの受講が推奨されています。
Datadog Fundamentals 試験について
詳しくは 試験ガイド を見て下さいという感じですが、Datadog Fundamentalsは、Datadogに関連するような基礎的な知識が問われる試験です。
Datadogそのものとは他に Python やLinuxなど出題範囲を見ても割と幅広いトピックがカバーされている事が分かります。ちなみに試験時間は2時間です。今のところ日本語はサポートされてません。
# 出題範囲
- CPU、RAM、データストレージなどのコンピュータの基本的な知識
- Linuxオペレーティングシステムの基礎
- YAML、JSON、Python、およびシェルスクリプト
- IPアドレスやHTTP、TCP、UDPなどのプロトコルを含むネットワーキングの基本
- TCP、UDPなどのプロトコルを含むネットワークの基礎
- Datadogエージェントのインストールと設定
- Datadogインテグレーションのインストールと設定
- Datadogのトラブルシューティングのための一般的なテクニック
- Datadogアプリケーションでのデータの集計と可視化
- タグやファセットを使用したイベント、ログ、メトリクスの検索とフィルタリング
- ターゲット通知を使用したDatadogモニタの作成
- Datadog APIを熟知していること
受験勉強
Datadogラーニングセンターの学習コースの受講が推奨されています。特に以下2つです。
どちらもDatadog エージェント使った基本的なセットアップや各機能の使い方を学べるものですが、SREコースの方は NPM や ダッシュボード・監視 などにより踏み込んでいる内容のように感じました。
これも実際受講してみると分かるのですが、Instruqt でハンズオン環境が作られてきて、さらに2週間有効なDatadogのテストアカウントが配布されます。docker-compose で実際にアプリケーションを配備し、Datadog エージェントとセットアップしながら実際の画面で学習出来るのでとても良かったです。
その他、Introduction to Monitoring や Introduction to Integrations の受講が推奨されていました。今回あんまり余裕がなかったので上記の2コースについてコンプリートし試験に臨みました。全体の学習時間は6時間程です。
試験予約と試験
Datadog 試験 のPSIサイト にて受験予約が出来ます。オンライン受験かオンサイト受験が選べるので好きな方で受けましょう。わたしは近所にも試験会場があったのですが試験日や時間の融通が効くので、今回オンラインで受けることにしました。(結局、自宅だと不安だったので別途個室のスペースを借りて受験しました。)
レギュレーションは他のPSIオンライン試験とほとんど同じだと思います。チャットの向こうの試験監督の指示通りに椅子やデスクなどの試験環境を見せる必要があるので、USBコードなどで延長できる外付けのWebカメラが必要になってくるかなと思います。
受験用PC
外付けのWebカメラ
身分証 (英語氏名が分かるパスポートを持参しました)
*飲み物 (持ち込んで良かった事を当日知りました。今回は水分なしで挑みました)
試験は合計 120分 (2時間) で、90問の多肢選択問題で構成されています。
日頃業務でDatadog使う機会は多いのですが、実際に試験問題として出てくると記憶が曖昧だったりして、「あの時のあれはどうだったかなぁ??」と気分は スラムドッグ$ミリオネア のよう情景を思い出し頭を捻りながら1問1問回答していきました。
見直し含めて1時間半くらいで集中力の限界が来たので試験完了して退出しました。直ちに結果が分かるのですが、無事に Datadog Fundamentals を取得することが出来ました。(なんとか6-7割くらいの正解率) 受かるとすぐメールが来て credlyでデジタルバッジが貰えました。
私は今マクアケのSREチームで働いていますが、監視やダッシュボードをよく使うのでDatadog については知識がある方だと思ってましたが、改めて学び直してみると、全然触れた事のない機能があったりして驚きます。
もはや統合監視の枠を超え、色々痒いところに手が届くスーパーツール化しており、とても便利に使わせて貰っています。
今回全編英語だったので不安でしたが TOEIC 400点代の私でもなんとかなりました。せっかくなので残り2つ Log Management Fundamentals & APM and Distributed Tracing Fundamentals についても合格出来るように頑張りたいです!