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MNTSQに入社5か月目の私が、オファー受諾前の私に言っておきたい5つのこと

この記事は、MNTSQアドベントカレンダー2022の14日目です。

前回は、CRE舛岡の「【CADDi × LayerX× MNTSQ】 10年後を変える機械学習エンジニアのキャリアと組織とは?というイベントを開催しました」という記事でした。

皆さん、こんにちは。
「すべての合意をフェアにする」でお馴染みのMNTSQ(もんてすきゅー)の阿部です。
私は、前職で5年ほど法務をやっており、現在は、その企業法務の経験を生かしてプロダクトの開発・改善といったところを担っています。

今回、入社エントリ-以来となりますが、MNTSQアドベントカレンダーの一環で、「MNTSQで過ごした私のこの1年の取り組み」をテーマにして、記事を残していこうと思います。

アドベントカレンダーというと、『エンジニアさんがやるもの』という印象が強かったですが、こうやって1年の振り返りのバトンを全社でつないでいく、というのも趣があっていいですね。弊社に興味がある方は、ぜひいろんな記事を読んでみてください!!

さて、今回、上記のとおり、「MNTSQで過ごした私のこの1年の取り組み」をテーマにしていますが、私自身は’23年8月入社ということで、まだ入社後4か月程度しか経っていません。

が、このMNTSQという会社はそんな私でも、(容赦なくw)いろんなことに挑戦させてくれる環境が整っているため、4か月でもそれなりに取り組んできたことはあります。

が、具体的に今どんな開発を検討しているか、についてはまだ懐に温めておきたいので、少し目線を変えて、私自身が、MNTSQからのオファーを受託する前に抱えていた不安や想像していたことに対して、実際に4か月間働いてきた今の自分からアドバイスをするという形式で、MNTSQで過ごした時間を振り返ろうと思います。


〈2022年ゴールデンウィーク前の自分へ〉

転職活動お疲れ様!

とはいえ、MNTSQからのスカウトを受け取って、MNTSQでのチャレンジングな働きを想像してしまってからは、どうも他の企業法務の仕事の募集を見ても、そこまでわくわく感を感じることができず、転職活動もそんなに長期間やっていたわけじゃなかったから、そこまで疲れていないかな?

むしろ、お前が疲れるのは転職決まった後の業務引継ぎだからな、もうひと頑張りがんばれよ!w

今、お前はMNTSQという謎のリーガルテック企業からのオファーを受けて、新しいことに挑戦したいものの、あまりに謎な企業すぎて本当に大丈夫なのか不安になってると思う。

ぶっちゃけ、面談内でプロダクトのことも完全に把握できたわけじゃなかったし、初めての転職活動でわからないことだらけで、このままオファー受けて大丈夫なのか、と考えているだろう。

まぁ結局、お前はそのまま挑戦したい気持ちを抑えきれずそのままオファー受託するんだけど、実際4か月働いてみて思ったことを5つ伝えるからさ、読んでみてくれよ。

MNTSQは契約業務全体をがっつりサポートするプロダクト

当時のお前にはまだ聞き馴染みない言葉だけど、MNTSQは、『CLM(Contract Lifecycle Manegement)』と呼ばれる、契約の締結前の契約作成・交渉から、締結後の管理に至るまで、一気通貫で契約業務全体の最適化を目指すプロダクトだぞ。

巷のAIレビューみたいな、契約書作成の便利ツールのような機能に閉じているものじゃないぞ。当時のお前は、この辺よくわかってなかったと思うから、ちゃんと下の図読んで、転職しようと思っている会社が何やろうとしているかは把握しとけよ。

MNTSQ CLM

メインの機能としては、データベース/案件管理/契約管理があるぞ。

まず、「案件管理」機能は、契約書のレビューや法律相談等の依頼を集約して見える化して、案件の進捗やステータスを管理することができる機能だ。

次に、「契約管理」機能は、締結済みの契約データから、管理に必要な期間等の情報を自動で読み取って書誌データを作成して契約台帳を作成できる機能だ。

そして、その案件でやり取りしたドラフト版から締結版までの契約データは、すべて「データベース」の中にたまっていく。このデータベースに入った契約データは、契約書の類型や当事者など自動解析が行われるので、人間が手を動かさずとも、色々な切り口で情報が付与され、検索ができるようになってる。
しかも、本文もOCRによって文字として認識されているから、条項レベルでの検索も可能だ。たとえば、条項の見出しや条件(ex.「業務委託契約」+「損害賠償」+「上限」)で、ドラフト版~締結版に至るまで、全ての契約書のなかから、条件にFitする条項をサンプリングする、というような使い方ができるんだ。
さらに、その契約データには、メモや付せんを残してナレッジを蓄積することもできるので、契約書レビューの際に、参照したいデータに高速でアクセスすることができ、過去のリッチなナレッジも効率的に活用ができるというわけだ。

お互いに理があって、機械的に返せない微妙な交渉をどう進めていくか考えるときに、過去の類似の契約交渉において、「先方案を受け入れたのか、修正交渉したのか」、「どういう事情でそういう対応をしたのか」という生の情報が欲しかったりするだろ?
でも、その情報を調べるのってどういう切り口で検索したらいいか難しいし、時間をかけた割に見つからなかったり、見つかっても当時の情報がメールやSlackに散らばっていたりすると、もうお手上げなんだよな…。そういう法務の現場を理解したプロダクト設計になっているんだ。

もちろん、まだまだ改善改良の余地がいろんなところにあるから、お前が、お客様に価値を提供できる部分を見つけて定義していくんだぞ!

企業法務の経験がちゃんと開発に活かせるぞ

これまで法務しかやってこなかったのに、プロダクト開発なんてやっていけるかと思ってると思うけど、法務の経験はしっかり活かせるぞ。

法務の仕事に痛みを感じていたお前だからこそ、「こんなことができたらいいのにな」というアイディアや、「法務はこういう操作をしたいはず」というディテールや、「こっちの機能の方が価値が高い」という優先順位について、ユーザー目線で判断できるはずだろ?これは実際に契約業務に携わってきたからこそもてる感覚で、大事な武器としてほしい。

ただ、単に「こういうことができたらいいのに」という夢だけあっても、夢じゃプロダクトは動かないので、「現状MNTSQができること」をしっかりキャッチアップすることも大事だからな!

周りがすごい人ばっかりだぞ(けど、気後れしなくて平気よ)

マジで引くほどみんな頭がいいし、仕事できるぞ。
前職もすごい人はいたけど、MNTSQはその密度がすごい。

CS、セールス、エンジニア、リーガル、どこをとってもプロフェッショナルが集まってるから、「こんな中に俺なんかがいていいの?」って絶対気後れすると思うけど、お前もしっかりリーガルのプロフェッショナルの自覚をもって、このスター軍団と対等に働かないといけないぞ。

この人たちと働くとすごく勉強になることばっかりで、一つここで働いてよかったなと思える理由になるはずだ。

しかも、皆めっちゃ気さくでいい人ばっかりで、わからないことを質問したら初歩的なことも丁寧に教えてくれるぞ。だから、気後れしてわからないことをそのままに絶対するなよ。

あと、毎週末大体「15分だけ飲み行こうよ」「いい酒が手に入ったから飲みません?」みたいな会が行われてるぞwお前こういうのめっちゃ好きだろ?参加は自由だからなんとか仕事終わらせて行けるようにしろよ!

会社の雰囲気めっちゃいいぞ

クリスタルクリアというValueを掲げていて、人事情報以外の全ての事業上の情報は公開されてるし、基本的にDMは強く非推奨となってるぞ。

最初は戸惑ったけど、前職ではDMで案件の依頼とか入ると、その業務が属人化して見えなくなるし、管理もしづらいし、めちゃくちゃイヤだったよな!そういうことは一切ないから安心していいぞ。何をやるにしてもオープンだから。

ただ、うっかり会議忘れちゃったりすると、オープンなチャンネルで呼び出されちゃうから、皆にばれちゃうぞ。気をつけろよ!

法務の経験は活きるけど、「+α」があるともっと強いぞ

MNTSQでは、プロフェッショナルでありつつ、willと適性さえあれば、色々なところに染み出して挑戦できるぞ。たとえば、対面スキルがあれば、お客様の対面にたってシステム導入を推進したり、コードが書ければプロダクトの一部を作っていったり、英語ができれば英文契約書の分析PJを任せられたりするぞ。自分の価値を最大限生かす方法をしっかり考えろよ。

とまぁ、いろいろいったけど、オンボーディングもすごく充実してるし、クリスタルクリアの観点から、重要なストック情報は全部最新の状態で閲覧可能になっているから、エイヤと飛び込んだら何とかなる!
最初は情報の海におぼれかけるけど、皆通ってる道だからがんばれよ!!!


…以上です!

もし私と同じように企業法務から新たなチャレンジを考えているような方は、ぜひカジュアル面談でお話させてください!採用情報はこちらです。

そして、MNTSQアドベントカレンダー2022の次回の投稿は、バックエンドエンジニア(BE)のジェシーさんにバトンを渡します!お楽しみに!


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