女子の就活_集団面接マナー

経団連のニュース:就活を振り返る

就活ルールがついに廃止。

今年大学4年で、8月に就活を終えたばかりの私なりの意見を述べたいと思います。

まずは振り返りまーす。


大学2年の春休み(2月)頃から少しづつ始めて、約1年半も就活をしてた。

主に動き出したのはそこから3か月先の5月。

5~7月中旬までは
サマーインターンの締め切りに追われまくったりとか、
電〇の最終まで残ったのに落ちてしまったりだとか…(余談)

とくに業界も絞り込めてなかった私は、就活前に読んだ漫画、
『彼女のいる彼氏』に影響され、広告系を見始めた。(単純)

まあ、でも広告業界のサマーインターン全敗してまずは最初の挫折を経験
※夢見る少女じゃいられませんでした

8月は全敗が原因で気力ダウン。富士山へ登り、力をもらいに行った。
自然のパワーは本当にすごく、自分は何やってんだ!と思うようになる。

9月に入って「自分がやりたいことはなにか」を真剣に考えるようになり、
普段からインスタであげていた本屋映画のレビューに好評があるのを思い出した。そして思い始める。

・・・・文章書くの、好きなんじゃね・・・・

広告も同様だが、もっと多くの文字を使って、人に何かを伝えるところに行きたい。と、強く思うようになった。

そして、超最難関出版社志望になったのである。
(もちろん気休め程度にコンサルとかの説明会にも参加してました)
ここでもう既に気づいている人もいるかもしれないけど、8月のサマーインターンで”最初”の挫折ということは、このマスコミ就活でも挫折します。
(ここからは一度治った傷を再び抉りながら書いていきます)

私の学校ではキャリアアップ講座として「マスコミ対策講座」なるものがあり、4万ほど支払って、受講することにした。
10月から週2回、マスコミ業界に関する就職試験の対策を行い、時事・一般常識・教養・論文・作文・自己PR・面接...選考プロセスにおけるすべてのフローのバックアップ対策がされてました。

ここで私は、文章力のなさを痛感。
少なからずあると思っていたが、勘違いだったみたい。

今までにないぐらい毎日文章を書き続けた。
とくに伸びたのは、「作文」。
”希望””選挙”などの、抽象的なテーマで、自分の実体験を書いていくもの。
いかに自分により沿い、かつ、共感や感動を得られるかを常に意識して書いてたなあ・・・

この講座を通して、自分の強みや弱みも探し始めた。
短い自己PRの尺の中で何を一番アピールするか。自分死ね!!
って、結構な頻度で思ってました…汗
(自分の良さなんて分からないじゃん)

1~4月は、マスコミ業界ES締め切りやら、筆記試験やらラッシュで、毎日PC睨みながら、ES作成の日々。
周知だが、マスコミ業界のESはA4、4枚。そして手書き。 
消印有効の有難さは半端なかったし、”〇日17時必着”の会社に対しての速達利用度半端なかった…てか、ほとんどだった。

それでも、書き続けてきた努力のおかげでES落ちは一度も無かった。
これは本当に嬉しい成長だよね。

「落とす試験」で通過したり、でもそのあとの1次面接でボッコボコにされたりで、出版社の就活も全敗しました。
一番楽しかった面接は新〇45で話題沸騰中のあの会社。
何せ、外観の老舗感半端なかったし、好きな本が多いのもここだった。

さあ、どうしたものか…って思ってると思うけど、
実はブライダル会社から内定を頂いてました。(ちゃっかり感)
ただ、本命の業界ではないので、会社にもそれは伝えていた。
(それでも受け入れてくれる素敵な会社でした)

やっぱり私は、この頭と言葉、文章で何か目に見える仕事がしたいと、思っていたから、webサービスの会社を見るようになった。

その時見つけたのが、来年から入社予定のIT会社(webサービス系)。
面接で初めて気づかされたことがあった。

書くのも好きかもしれないけどさ、喋った方が〇〇さんの良さ出てない?

編集希望だった私が、営業志望に変わる瞬間だった。
書くのは誰かの目に留まってもらう、見つけてもらう必要がある。
そう、文章は自分から届けたい人のところには動いてくれない。
自分の気持ちを伝える方法は何も文章だけじゃない。
自分から動いて伝えることができる営業の良さに気づいた。
勿論、その分しんどいことも多いし、厳しい言葉を直接受け止めることになるけど、「営業は人対人だよ」と言ってくれた面接官に本当に感謝している。


この時点で、もう今年の7月半ば。

その後の選考は有り得ないスピードで進み、2週間足らずで内定を獲得した。
8月。私の就活は幕を閉じた。

長いようで、思い返せば短かったのかなと思う。

得たものばかりだ。就活の友達も、自分の強みも。
失ったものといえば、出版関連で飛んだ、東京までの交通費。
これはまじで30万は飛んだ。でも、後悔はしてないし、必要経費だった。
出版で培ったものもあるし、気づけたこともたくさんある。

今思えば、回り道だらけだけど、今はとても充実してるし、満足。

さて、本題に戻るわけだけど、今年度も当たり前に存在していた「就活ルール」。
マイナビや、リクナビにも当然のごとく登録はしていたが、ほとんど使っていない。
3月解禁の合同説明会には、1度も行ってないし、6月選考開始の会社?何それだった。
私は私のタイミングで就活を始めたし、行きたい会社には自分でHP調べてチェックしていた。これって、当たり前じゃないの?
今年の3月から就活開始なんて、考えるだけでめっちゃ焦る。
勿論、3月から始めて私より内定貰えた人もいれば、就活を終えた人もたくさん居る。


でも、大事なのはそこじゃないと思うんだよね。

みんなよく、「やっと終わった」とか、「内定ゲット!終わり!」とか言うけど、内定貰って終わりじゃないし、ちゃんとこの会社で働くビジョンが見えてるのか。とか、考える。

みんな就活終わってるのに、私も焦らなきゃとかは思わないほうがいい。
それを思わせてしまう原因の1つに就活ルールがあるのかもしれないよね。

動いてる子人は本当に早くから動いてるよ。

”3月までまだ時間あるじゃん”と思う人がたくさんいるのも事実。
就活ルールなんか頼らないで、これからの自分の人生決まるかもしれない就活なんだから、自分で動きなよって思いますね。本当に。

「だって3月からじゃん」とか「就活っていつから」とかさ、
そういうのうんざりだよね。
就活なんて、今からでも始められるよって。
1年半もかかったお前がなに言ってんだって思われるかもしれないけどここは声を大にして言うね。

1年半もかかったんじゃなくて、かけたんだよバーカ

来年の4月から働くにあたって今の時期に何をすればいいかちゃんと理解してるし、実際取り組んでる。
先輩社員にも相談したりして、すでに来年見据えた行動取ってる。
同期との仲もいいと思うし、何よりも自分に素直に生きてる。

就活早く終わって偉そうなこと言ってる人、大丈夫か~?

早く来年の4月にならないかワクワクしてるよ。

就活に早いも遅いも本当にない!
だからこそ、時間目一杯使って自分と向き合って、社会人になる人が増えてほしいな。

就活ルールのおかげで、就活準備がちゃんとできてたってのもあるし、
新卒採用として安心して就活できていたのも事実だけど、自分をいかに良い人材としてアピールしたり、変わりたいって思えるきっかけになるかもしれないね。

長くなったけど、就活はとっても辛くて楽しかったです。

余談だけど、仲良くなったある会社の人事の方と話をしてたんだけど、
「3月の説明会は全然人いなかったのに、5月6月の説明会は毎回満席。今年の就活生は意識低いの?」なんて会話を思い出しました。

就活ルール廃止で向上心アップしたらいいし、
ちゃんと将来見据えて動いてる人から幸せになってほしい!



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