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コトブキ
2018年6月12日 15:39
6月になった梅雨が来た朝、目が覚めると、青空が見えない。薄黒い雲に覆われ、時には地面を濡らし、水分が蒸発して、起きたばかりの私の体に湿度が絡みつく。そんな季節になった。つい、この間までは、雪だの桜だの言っていたのに。あっという間に1年の時計は六時をさす。でも。この移り変わる季節のスピード6月で急激に速度を落とす。毎日微妙な表情を見せる空と自分とのにらめっこ。嫌でも、