イく年

カレイド下北でパチンコを打った。釘調整がからすぎて全然ヘソに入らない(500円の貸玉で2回転くらい。リンツのチョコか?)ので、途中で北斗無双を捨てて、甘デジの偽物語に鞍替えした。年の瀬の割に、店内には十分すぎるほど副流煙が満ちている。歯ブラシギミックで緑保留。思わせぶりなつきひフェニックス、赤字幕のアニメーションはあっさり終わってしまう。

そういえばクリスマスイブにもここでパチ打った。18時半からのXmas寄席を観るまでの時間潰しに寄ったのだ。カナメストーン目当てでチケットとったんですけど、鶏肉に風船をくくりつけて宙に浮かべたり、生々しいテレフォンセックス見せられたり、でかいダニが出たりするなど、正直今年イチのライブだった。ア~~~~~~~・・・・余韻
イブにお笑い観に来るなんてお客さんも好きですねェ…という雰囲気が終始漂っていたけど、全ての暗転でクリスマスソングリミックスが流されてたので一生分くらいAll I Want for Christmas Is You聞いたな。

とはいえ、思い出っていつでもすばらしいものだよなあ。過去の出来事のすべてには"あきらめ"という美しい加工フィルターがかかっているせいで、担当者変更挨拶の往訪で取引先へ手土産を忘れたことも、出張先でお気に入りのイヤリングを無くしたことも、今に息絶えようとしている2018年の出来事はみんなエモーショナルで、尊く見えてしまう。果たしてそれでいいのか。いいのか私は。

甘デジのくせに100回転以上回しても当たらないので、傷が浅いうちに店をあとにした。さっきまで打っていた北斗無双で、おじさんが大当たりを出しているのは見ないふりをする。美しい思い出としてあきらめるには、まだ悔しすぎるので。

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