パグ先生

中学校教師。思春期に様々なことに悩み、反発し、荒れた時期を送る。その後「自分と同じよう…

パグ先生

中学校教師。思春期に様々なことに悩み、反発し、荒れた時期を送る。その後「自分と同じように悩んでいる人と少しでもつながりたい」と教師を志す。 ことばでは思いの全ては語り尽くせませんが、読んでくれる方に誠実に。多くの人と繋がり、交流し、みんなで成長したいです。コメント大歓迎です。

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  • あなたは必ず一歩をふみだせる〜落ちこぼれティーチャーの言葉〜

最近の記事

やってみるで、個性を作る。

みんなと比べて私は長所がない。 私は個性がない。 私の良さや適正がわからない。 あなたもそう思ったことがあると思います。 私もそう思い悩む一人でした。 個性には、もとから自分にあるものと、後から身につくものがあります。 今回は後から身につく個性について。 普段から私たちは他者と比較して、自分自身の特徴を知っています。 「私は背が高い」 「私は髪が長い」 「私は気が短い」 「私は物事を考える方だ」 どれも自分ひとりではわからない特徴ですね。 これらは周囲と比べて自分を図っ

    • 矛盾〜矛と盾を互いに向け合うこと〜

      矛を取り出し相手に向ける。 自分の主張や要求を通すために、 相手との合意がとれないために、 矛に対して盾だけでは抗えず やがて互いに矛を向け合う。 自分の守るべき、大切なものである、 文化。 財産。 家族。 そして命。 想像してみてほしい。 あなたにもあるはず。 しかし、相手から力で奪い取ることは いとわない。 相手の文化。 相手の財産。 相手の家族。 相手の命。 そこにどれだけの苦痛と悲劇、憎しみが 生まれるかは、 自分と照らし合わせれば 簡単にわかるはず。 人

      • やりたいことが見つからない時は・・・

        将来の夢がない。 やりたいことが見つからない。 だから進路が決まらないし、 何もやる気力がわかない。 「将来やりたいこと」があるということは →やりたくないことや嫌なことを乗り越えてもやりたいことがあるということ。 「そんなものないよ!」と言う人も多いですね。 しかし、あなたにも 「将来なりたくないもの」や、 「なりたくない未来」 はあるのではないでしょうか。 たとえば、 ・お金が稼げないのはいやだなぁ。 ・何も能力のない自分になりたくないし、 ・将来の自分が可

        • 悩むことも才能のカケラ! 〜「悩む+1」で才能に変えよう〜

          「人からどう思われているか心配」 「友人関係で悩んでいる」 「悶々と答えがないことを考え続けてしまう」 そして悩み考えるほどに不安になってくる。 周囲からの目や言葉が気になってくる。 不安が募るとだんだんとそんな自分が嫌になってくる。 そのような人は多いでしょう。 しかし「悩む」ことは、一つの物事を考えるという才能のカケラ。 「悩む」に+1。「前向きに」を加えて、才能に変えてみてはどうでしょう。 「〇〇したらどうしよう」という悩んでいる人も「〇〇しないためにはどうしよう」

        やってみるで、個性を作る。

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        • あなたは必ず一歩をふみだせる〜落ちこぼれティーチャーの言葉〜
          8本

        記事

          あなたは1/1であり1/78億 〜どうして世の中は矛盾ばかりなんだろう〜

          世の中や社会の矛盾がゆるせない。 親、先生などの発言が矛盾している。 わたしもその思いを強く持っていて、日々苛立ちを感じていました。 あなた以外にあなたはいない。 つまり「オンリーワン」の存在。 しかし、別の見方をすると78億人もいるヒトの内の一人に過ぎない。 1/1の大切で尊いともいえるが、1/78億のちっぽけな存在ともいうことができる。 「人はこの世界で1/1であり、1/78億の存在である」 この社会の中での私たち自身の存在も、矛盾を抱えているのかもしれません。

          あなたは1/1であり1/78億 〜どうして世の中は矛盾ばかりなんだろう〜

          なぜ私ばかり恵まれないの?

          最近は親ガチャなどという言葉があるようですね。 家族の問題。兄弟、姉妹間の差。 周囲の友人関係。 生まれ持った才能や性格。 なんで私ばかり恵ませないのだろう。 自分の持っていないものを持っているひとがいる。 自分ばかりが辛い思いをする、損をする。 私もそのような思いをしたことが何度もあるので、すごくわかります。 比べても仕方ない、でも比べてしまう。 比べると自信がなくなり、自身がないから比べてしまう。 「隣の芝は青い」ということわざがあるぐらいですから、昔から人はついその

          なぜ私ばかり恵まれないの?

          学校ってなんのためにあるの?

          毎朝起きたら学校に行く。 みんなと同じ服を着て、みんなで同じ授業を受ける。 いつもと同じように家に帰る。 この繰り返しの毎日になんの意味があるのだろう。 学校って何のためにあるのだろう。 普段当たり前のようにていることに疑問を持つことができる、あなたは素晴らしい!疑問をもつことは、物事本質を掴むことの原点ですから。 私は旅の中で、アジアの貧困を目の当たりにしたことがある。 親も兄弟も家もなく、子ども同士で身を寄せ合って家庭ゴミから食べ物を探すストリートチルドレン。 スラム

          学校ってなんのためにあるの?

          なんで誰も私を理解してくれないの?

          「本当の私をわかってくれない。」 「私のことをみんなよく見てくれていない。」 「本当の私はこんな人じゃないはずなのに。」 そんな考えることが、よくあるよね。 わたしの思春期も「くれくれ」な少年でした。 他者に対して オレを「見てくれ」。 オレを「分かってくれ」。 オレを「知ってくれ」。 自分を理解してくれないことで、相手に不信感を持って自分の殻に閉じこもっていく。 閉じこもるからこそ周りは理解してくれない。 しかし自分のことを理解してほしいという気持ちは募っていく。 「くれ

          なんで誰も私を理解してくれないの?