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ミドルシニアの行動変容を促す研修とは

65歳まで定年延長、70歳まで雇用延長努力義務の法律改正により、40代・50代向けのキャリア開発研修の依頼が増えています。
従来の、「定年前の説明会」の立て付けではなく、「これから15年、20年働く時代のキャリア開発」の立て付けでのニーズが増えているからです。

厚生労働省:~70歳までの就業機会の確保のために事業主が講ずべき措置(努力義務)等について

研修講師として関わる場合は、他の世代とは異なる施策を実施します。
例えば多様なロールモデルを提示することです。複数のモデルの一部分を参考にして、パッチワークのように組み合わせて、自分のキャリアの方向性に組み入れてもらうためです。何度も振り返って、ご自身のキャリア戦略に組み込むことができるように、進めていきます。

また、研修の中でもキャリアストレッチできる場面を多々作ります。
ベテラン世代になると後進に仕事の機会を譲ることが増え、新たな業務への挑戦機会が減ってきます。研修の機会を通して、少し緊張する体験を実感していただけるように進めていきます。

次回は外部環境の理解について、お伝えします。

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