外苑前に出来たNine Galleryはアートディレクターの三村漢さんが去年作った出来たてのGallery、こけら落としは写真家の中西先生の[signs」で始まり多くのプロ写真家がその後も写真展を行った場所！
そんな所で写真展をやりたいなぁと思って居た所に写真仲間がFacebookでNineでグループ展やりませんか？
そんな一言から始まり集まった7人！撮る作品もバラバラな7人が一つのGalleryで写真展！ 最初はどうまとまるのかわからない状態のまま時間が過ぎ、作品決めの日へ！
今回の展示ディレクションは漢さんにお願いし、やってもらう事になってたんですが、やっぱすごいね！何が？ってそのスピード！7人バラバラな作品を各自組んで行き、展示場所の決定まで2時間もかからなかったかな？
その後皆で近くの酒屋で飲んでたんですが、その場でDMの案もササッと作ったり、プロの仕事ってすごいなぁって感じました！
自分は今回、昔からやりたかった山梨県身延町で作られている ”おおむらさき” と言う和紙で作った作品を展示したいと思い作品選び、プリント、額装まですべて自分で（色々助けて頂きましたが）やってみました。
和紙と言うと今ではアワガミさんや伊勢和紙さんが有名ですが、自分が最初に出会ったのはこのおおむらさき、その和紙でプリントした作品をたまたまやってたおおむらさき縛りのコンテストに出した所、最優秀賞をいただく事が出来、それがきっかけでいつかこの和紙でと言う気持ちが強くなりました。
今回出した作品は6点、普段風景やポートレートを撮ってる自分ですが、SNSにあまり出さない作品をモノクロでしかも和紙の感じを出したかったので、額装はイルフォードさんのフレームを使う事に！ このフレームがまた素敵で作品とフレームの間に空間を作る事が出来るタイプ！和紙のみみをそのまま活かしたかった自分にとってはこれ以上のフレームはない！
このフレームもNine Galleryの本間さんのおかげで、イルフォードの方とGalleryでお会いし実物を見せていただけたりと、本当に今回の展示では沢山の方々に支えられて実現出来たグループ展だったなぁっと思いました。
今回見てくれた方はわかったかもしれませんが、自分の最大の特徴は、このおおむらさきとそのおおむらさきの和紙をみなさんに見てもらう為に、ワザとプリント面を小さくし、和紙をオーバーマットの代わりとして使った所です！どうしても写真展、できるだけ大きくして皆さんに作品を見てもらいたいと言う気持ちに自分もなりました。けど自分でプリントして、額装して、最後まで自分でやりたい！ 自分が使ってるプリンターはCanon PRO-100でA3ノビが最大印刷、けどせっかくみみ付きの和紙を使って展示すると決めた今回、この和紙の素敵さを最大限に見てもらいたいと言う気持ちを大切に作品を作って行く事、やりたかったNineでの展示を悔いなく終わりたい気持ちで今回の仕様と決定！
その気持ち通り、今回このおおむらさきを使った6点の展示は本当に悔いなく終わる事が出来たなぁって今でも思ってます。
たった一週間の短い時間の展示、その展示の為に本当に沢山の方に協力していただけたり、色んな新しい経験も出来た、本当にやってよかったグループ展でした！
またグループ展やりたいなぁ・・・・
もし宜しければサポートよろしくお願いします。写真活動、作品作りで使わせて頂きたく思います。