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「正解のない時代」という表現が多くの混乱を招いている

「正解のない時代」

僕はこの表現が気に食わない。なぜなら、この表現によって生き方の迷子になる人が続出しているからだ。

脳は否定形を理解できないと言われている。「絶対にピンクの象を思い浮かべてはダメです」と言われた人の頭には、もれなくピンクの象が浮かんでしまう。つまり「●●がない」「●●がダメ」という表現をしても、意識は●●に向かってしまうのだ。

こういう場合は「言い換え」を使うと良い。「タバコを吸わない」ではなく「ガムをかむ」。「夜10時以降はスマホを見ない」ではなく「夜10時になったら布団に入る」。しないことではなくすることに意識を向けるようにするのだ。

その理屈でいくと「正解のない時代」ではなく「全てが正解の時代」あるいは「自分が決めたものが正解となる時代」とした方がいい。「正解を創っていく時代」でもいい。しっくりくるものを採用し、「今は正解を自由に選べる」ことが伝わればいい。

より良い社会を創っていこう。そんな前向きになれる表現をこれからも模索していきたい。


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