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自分のイマココがあるなら、相手のイマココもあるのか...!

半冬眠日記#12・・・

昨日、図書館で目についた本を何冊か借りてみた。
その中の「思考の整理学」と「美容家の佐伯チズさんが読者の質問に答えるQ&A集」をパラパラ読んでいると共通点があった。


「思考の整理学」の冒頭では、教育においての受け身な姿勢を、エンジンを持たず下ることでしか飛べない「グライダー人間」と例え、立派に見えるけど指導してくれる人がいないとやっていけないからよくないよねって言ってた。教育指導に期待せず、飛行機のようにエンジンを持って、自分の頭で考えよと。


佐伯チズさんの本では「Q.高い化粧品を使った方がいいですか?」という問いに「A.その思考がそもそもダメです。自分の肌の調子をちゃんとみてください。〜〜〜〜 」っていうやりとりが何問もあった。「Q.洗顔後、肌がつっぱります」という問いに関しては大きな文字で「A.当然です!」とだけ笑 あまりに潔くて笑った。


学校に行けば頭を良くしてくれる、高い化粧品を使えばキレイにしてくれる。そんな受け身な姿勢ではダメですよ!っと著者2人はぴしゃりと叱ってくれた。能動的に学び、自分の肌の調子をちゃんと見よと。



学校や化粧品だけじゃなくて、会社が、、パートナーが、、他人よがりな場面はたくさんある。他人に矢印を向けてちゃ、他人のせいにしてしまうばかりで、自分は一向に成長できない。いつだって自分に矢印を向けないといけないね。


自分と勉強、自分と自分の肌、自分と相手。それぞれとちゃんと「対話」しないといけないな。


・・・


「イマココ」ここ数年でよく聞くようになった。

詳しくはないけれど、未来の心配や過去の後悔に囚われずに、現在の「今ここ」に集中しようねってことだと理解している。



「頑張ろうとしてたけど、疲れてるな」「これやらないとって思ってたけど、今日じゃなくてもいいな」とか今の状態を純粋に見てあげる。「イマココ」をよく見かけるようになってから、自分もだいぶできるようになったと思う。


で、昨日の本での流れで「対話」を考えていると、相手にも「イマココ」があるのか…!って気づいた。


相手の立場になって考えようとか相手の意見に寄り添おうとか、考えてはいたけど、実際は「いやいや、そんなことないでしょ」って思う時もあったし、「〜〜さんは〇〇が大変って言ってたけど、▲▲の方が大変そうだからこうしてあげよう」って相手が真に求めてないことに対して行動しようとしていた自分がいた。


思いやりからくる自分なりの「そんなことないでしょ」や「こうしてあげよう」がダメっていうわけじゃないけど、相手の言葉には正面からは向き合えてなかったなと気づいた。新しい視点を見つけた感じ。



でも、せっかく相手の「イマココ」に気づいて受け止めようとしても、自分が「真っさら」じゃないと取りこぼしちゃう。真っさらになれるだけの余裕がないとね。でも推測しすぎると頭でっかちになって何にも発せなくなっちゃうからね。バランス取りながらがんばろ〜。

真中


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