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迷走神経反射を経験! 新型コロナワクチン(モデルナ製)1回目接種レポ(3人目)

この記事は新型コロナワクチン接種の様子、接種後の体調の変化や感想を、接種者の主観に基づいてレポートしたものです。
学生団体MNiSTでは画像診断勉強会の主催、各業種の著名人やパイオニアによる講演会の主催、CT・MRIなどの画像診断勉強ツールの開発などを行っています。「学生の目線から医療、そして世界をより良いものにしたい」という理念に基づき、MNiSTメンバーのレポートを書いていくことにしました。
複数人のレポートを見比べて、ワクチンに対する不安を軽減したり、接種決断の判断材料にしていただけると幸いです! また、必ずしも全ての人に当てはまるというわけではございませんのでご了承下さい。

接種者情報

・20歳
・女性
・アレルギーなし

ワクチン製造企業・接種時の様子と病院の対応

私は大学生と教職員を対象とした職域接種で、モデルナ社製のワクチンを接種しました。
予約していた時間に大学の敷地内にある「接種会場」と大きく書かれたテントへ行くと、たくさん人が並んでいましたが、次々と手続きを済ませていくうちにあっという間に順番が来ました。
接種後は、待機する部屋に通されました。

接種の感想

接種の感想接種時の痛みは他のワクチンと変わらないように感じました。出血もなく、一瞬で終わったので、特に気になることはありませんでした。

接種の経過

7月6日(火)接種当日

接種から5分後。
立っていないのに立ちくらみのような気分。まあ気のせいでしょう……

次の瞬間。

目の前に人がいる。よく見えないが何やら慌てている様子?
体が動かない、苦しい

・・・・・・まさか。

結論からいうと、私は迷走神経反射(立ちくらみ・失神)で意識を失っていました。
(接種の際にいただいた冊子の説明↓)

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運よく座った椅子が壁に接していてもたれる形となったので倒れずに済みましたが、近くにいた人が様子が変だということで看護師さんを呼んでくださったそうです。
本当にありがとうございました。直接お礼を言えなくてごめんなさい。

結局車いすで救護室に運ばれ、血圧や脈を測ってもらい、接種から15分後にはベッドに横になっていました。
意識を取り戻した直後は介抱してもらわないと車いすに乗れないほどでしたが、横になる頃には「恐らく迷走神経反射ですよね?すみませんお騒がせしてしまって」と話せるぐらいには回復していました。
看護師さんに「いいのよ~そのために私達がいるんじゃないの」という温かいお言葉をかけていただいたのが印象に残っています。
短時間でここまで体調が変わるのだから人体は不思議だなあ、と横になりながら思いました。

しばらく休ませてもらい、接種から35分後には救護室を後にしました。

以前採血の時に迷走神経反射を経験したので、またかという気持ちになり少し落ち込みましたね…。
これは副作用でもなんでもなく他の注射でも起こりうることなので、同じ経験したという方も過度に心配しなくて大丈夫だと思います。


ほとんど迷走神経反射の話になってしまい、話がそれてしまいましたが、接種から4時間はやや痛みはあるものの腕は上がるので、さほど生活には支障がありませんでした。

5時間経過した時点でやや痛みが増し、少し頭がぼーっとするような気もしましたが、やはり特に気になるほどではありませんでした。

接種2日目
翌日起床すると、腕を上げるとやや痛かったものの、上げなければ痛みを忘れるほどのものでした。

ところが14時頃(接種から27時間が経過)、頭痛や倦怠感が襲ってきました。体温は測っていませんが、おそらく熱はなかったと思います。
実習中だったので集中しようと試みましたが、17時頃に限界が来て、一度実習室を出てカロナール(解熱鎮痛剤)を飲みました。
すると、1時間後にはだいぶマシになり、3時間後には体調は元に戻りました。

これから接種される方は、翌日になっても念のため頭痛薬や解熱剤を持ち歩いた方が安心だと思います。

なお、3日後に痛みは完全になくなりました!

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