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ドラマは教科書?

2日前の日記と少し話が繋がりますが、僕らはテレビドラマや映画でいろんなことを学びます。カッコいい仕草、服装、デートの誘い方、理想の恋人像。

でもそれはあくまでもドラマの中。ドラマの中だからドラマチックになるように演じている。だから実際にドラマのようなことは起こらないし、起こってもなかなか様にならない。だから「かっこいいキッス!」だと思って実際にやったら「セクハラ」になるかもしれないし、難しいところだ。

ドラマや映画は本と違って映像があるから、より体に刷り込まれるのかもしれない。そうやって知らぬ間にいろんな価値観が僕らに生まれていくんだろうな。

今、gleeをすごく久しぶりに観てる。多分初めてちゃんとみた海外のドラマだ。「海外の高校生ってこんなにもキスするの?」とか、「まじでスクールカーストってあるの?」とか思った。(もちろんドラマだから誇張してるけど、「実際にあるよ」と海外の友達が言っていた。)

まぁ、それはわりとどうでもいい話で、それより性的指向の描画に当時は驚いた。なんせ今まで男性のキスシーンとかを殆ど観ないで育ったから。今まで観てきた日本のドラマで、知ってる限りではそういった描写はなかった。

gleeというドラマはそういったリアルなティーンエイジャーの問題をしっかり取り扱っていて、倫理の教科書的な面もあると思う。実際に「あぁ、こんな悩みを抱えた人が実際にたくさんいるのだろうな」と想像できたりする。その意味は大きい。

そして今、久々に観ていて当時驚いた男性同士のキスシーンを観ても、いい意味で何も感じない。これは同性愛への理解が少しは進んでいる証拠だと思う。僕は女性が恋愛対象だし、周りに同性愛の知り合いがいない。それでもネットやドラマ、映画で日々理解を深めることはできる。

僕らは映画やドラマに学ぶことが本当に多い。むしろ「なにか学べる」という期待をしながら観ることもある。(だから「いい映画」と評判の作品ほど観るのにエネルギーが必要)映像作品はもはや僕らの教科書なのかもしれない。

もう何年もテレビのない生活をしていて(なぜかNHKは払ってる)最近の国内ドラマ事情が全くわからない。オススメがあればぜひ教えてね。






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