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面接

photo>> Yちゃん
model>> 私

18歳、進学で関西に出てきた年、
抹茶屋のアルバイトを始めたが合わない
仕事内容も人も合わない
楽しいと思う瞬間もあったけれど常に緊張状態
土日一日中時間を喰われるのも辛い
休日が来ることが苦痛になりつつあった

やめたいなって思い始めてた頃、ラブホで清掃員をしてる子と遊びに行った
確かそのときラブホで働いてるって聞いたんだったけか
環境の変化だったりなんやらでちょっと忘れてたけど思い出した、私ラブホテルで働きたいって思っとったんだったってなり、ネットで近くのバイト募集中のラブホテルを探し始め今のバイト先を見つけた

電話をかけ、すぐに面接の日が決まった

最寄りの駅から電車で3駅ほど、Googleマップを頼りにそのラブホテルに向かった

フロントで面接に来た趣旨を伝えると、社長がホテルの一室に案内してくれた
今では残業のある日は家の近くまで車で送ってくださる優しい社長だが、第一印象は「めっちゃAVに出てきそう」だった
制服のJKを犯すオヤジのAV
ごめん、社長

部屋に入るとアンケート用紙のようなものを渡され、記入しながら待っててくれと伝えられた
アンケートの内容は好きな食べ物は何?とか料理は好き?とか家どの辺?みたいなプロフ帳にありそうな内容だった気がする
ひとつ一つ目を通し答えていく中、最後の質問
唐突に主語も何もなく「経験はありますか?またそれはいつ頃ですか?」
このラブホテルという場のせいもあったとは思う
え?????それ聞く?????え、経験っていつ頃って初体験のお話ですか?????
1人そんなことを考えながら困惑

これはちゃんと聞いて書こう、、、、
そう思ったとき社長と社長の奥さんが部屋に入ってきた

アンケートが書けたかと問う社長に「あの、この経験ってなんのですか、、?」と恐る恐る聞いた

社長「あーそれね、こういうアルバイトの経験!」

うん、ですよね、こんなこと聞いたらセクハラですもんね、、!!!
一安心、話は進みいつから来れるかとかそんなことを話し私は無事ラブホ清掃員となった

ちなみに抹茶屋のバイト、籍だけおいてかれこれ1年半くらい入ってない、幽霊バイト員歴1年半
今更辞めるとも言いづらい、困ったなあ


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