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弊社がポップアップストアを出店する意味とは?

こんにちは、MNH広報部の阿部です。
弊社は今年に入ってからポップアップストアの出店を精力的に行うようになりましたが、今回はポップアップストア出店に至った経緯やコオロギフードを購入されるお客さんの客層などについてお話ししたいと思います。

弊社がポップアップストアを出店する意味って何だろうと考えると、私たちの商品をお客様に届けたいと思ったとき、流通面でいくつかのハードルがあったことが大きなきっかけでした。

世の中に知られていないものを流通させることはハードルが高い


玄米だけを焙煎したお米の飲み物「玄米デカフェ」

弊社の商品がどんなものか、まずは問屋の営業さん、スーパーのバイヤーさん、さらに店長さんといろいろな方に知ってもらう必要があるのですが、そのうちの一人でもNOと言ったら、店に置いてもらえません。つまり、流通そのものが起こらないので、お客さんの目につくこともなくなってしまう。

みんなが知っている商品や、なんとなくどんなものか想像できる商品だったら、そんな心配もないのですが、MNHの商品はまだまだ世の中に知られていないものばかり。コオロギフードを食べたことがある人よりも食べたことがない人の方が圧倒的に多い。

それじゃあ、お客さんに直接商品を届ける機会を作ろうということで、2020年頃から始めたのがECサイトでした。ECサイトの課題は、「どうやって集客するか」ということでした。大手ECサイトに出店すればある程度のお客さんを集客できますが、ライバル店がたくさんいるので、多くの方に店を見つけてもらうのも至難の業でした。かといって自前でECサイトを作るとなると、さらに集客が大変です。そんな経緯があり、お客さんがいる場に足を運んで、直接販売しようとポップアップストアを強化するようになりました。

認知度は高まっているものの食べるのは抵抗ある人が多数

最近、テレビや新聞などで昆虫食やSDGsを取り上げることが多くなったこともあり、ポップアップストアでもコオロギフードの認知度が高まってきていることを実感しています。「流行っているよね」とか「これから昆虫食って必要なんだよね」という声は増えたものの、実際に食べるとなるとまだ抵抗がある人も多いのが現状です。

コオロギフードを買うお客さんの客層は?

食べるとおいしい!コオロギフード

ポップアップストアでコオロギフードを購入されるお客さんで多いのは、まず、小学生くらいのお子さんがいるお母さんです。最初はシンプルなコオロギスナックを購入していくものの、子どもに「コオロギの形まんまのが食べたい」と言われ、姿揚げしたコオロギを購入しに再来店することもあります。子どもにしてみると、粉末になっているコオロギだと何を食べているのかよくわからないんですよね。最近の学校ではSDGsについて学ぶ授業もあるので、大人よりも子どもの方が昆虫食含めさまざまな知識が身に付いているようです。食育の一環として、コオロギフードを活用する方は少なくありません。

また、話題づくりにとコオロギフードを購入される方もいます。友達へのちょっとしたプレゼントに買う方や、今日会う友達みんなに配るという方などもいました。「幅広い客層の方に手にとっていただくにはどうしたらよい?」「コオロギフードへのハードルを低くするにはどうするべき?」と課題は山積みですが、ポップアップストアという場を活用しつつ、トライ&エラーを繰り返しながら1歩ずつ前進したいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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玄米デカフェ紹介ムービー

玄米デカフェECサイト


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