マガジンのカバー画像

「ザ・MNH 〜失敗と挑戦の15年間〜」

36
とにかくやってみました。そしてとにかく失敗をしてきました。それこそが今のMNHを作り上げてきた大切なプロセス。MNHのリアルを紹介します。
運営しているクリエイター

#地方創生

ぼくらには出番がなかった

MNHの小澤です。 2013年1月。 「東北に若者の雇用をつくる株式会社(以下、東北雇用)」の秋…

“毛虫”のように歩みが遅い?秋田進出

MNHの小澤です。 2012年3月に、庄内町に設立した「東北に若者の雇用をつくる株式会社」は、そ…

発見!お米を変えればご当地ものになる。

MNHの小澤です。 「つや姫」でつくったというだけで、お客さんが目を輝かせ、ばんばん売れて…

“つや姫団子”だって! おいしそ〜!!

MNHの小澤です。 商品企画とは、究極的には、売ってみないと分からないーー。 それをつくづく…

思いのほか売れた酒の華かりんとう

MNHの小澤です。 2012年の春先。 MNHの初のコラボ商品・「醤油かりんとう」に続き、第2号をつ…

庄内町に“帰ってきた”

東北に若者の雇用をつくる株式会社(以下、東北雇用)が最初に手がけた商品は、「黒カステラ」…

東京は若者を奪っちゃう?

MNHの小澤です。 翌日、早朝。 ぼくは、庄内町でたちあげる法人の登記をするために、山形市まで2時間もかけて向かうことになった。山形の風景を眺めながらの電車の中で、ぼくは昨晩の副町長の話を思いだしていた。 副町長は「東京はお金を奪っていってしまう」と、嫌味まじりにこう話した。 ーーーここで育った若者たちは、高校を卒業すると、だいたいが出て行ってしまう。ここでお金をかけて大切に育てたとしても、彼らが税金を納める年頃になると、東京で就職してもう戻ってこない。裏をかえせば、人

大丈夫、今度はぼくが窓口ですから!

MNHの小澤です。 ぼくは不安を抱えつつも、夜行バスでえっちらおっちらと、山形へ向かった。 …

関係の修復から始まった。

MNHの小澤です。 「この町の人と、どう関係を修復していこうか」。 この事業をはじめるにあ…

社長になった。何も変わらなかった。

MNHの小澤です。 「社長やってよ」。 2011年11月のとある日、会長に唐突にいわれた。 その瞬…

醤油カステラをつくる店、集まれ!

MNHの小澤です。 「醤油カステラ」にはじまって、2つのものを組み合わせるという商品を打ち出…

さらに強烈な流通業の洗礼

MNHの小澤です。 流通業界に足を踏み入れて受けた洗礼は、それだけではなかった。 問屋から…

流通業の洗礼

MNHの小澤です。 醤油かりんとうで弾みがついたぼくらは、いろんなコラボレーション企画で商品…

責任をもってくっつける。MNH流・地域商社

MNHの小澤です。 こうして売り出しはじめた「醤油かりんとう」。 当時、多摩地区でコラボレーションする商品企画は目新しかったため、すぐに話題をよびはじめた。多摩地区の情報誌『たまら・び』で、「醤油かりんとう」が取り上げられ、巻頭特集を飾ったりもした。 近藤醸造の社長と中谷製菓の社長のインタビューを手に取り、地域でインパクトのある商品を生み出せたことに、ぼくは胸が高鳴っていた。 「醤油かりんとう」でのコラボは、その後の商品開発にも役だった。 例えば、「澤乃井」という日