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ブルックリンでオペラを〜She came to me.

洋画の常で原題から邦題への劇的な転生に今回特に驚いた

主人公の体躯を考えると、真実の愛の探求とは男女の恋愛にとどまらない

こんな時、英語が堪能ならばとうらめしく思いつつ、めんどくさいからあれこれ調べたりは決してしないが、敬虔なキリスト者である女医は夫の不貞が許せない、恋愛中毒者の女船長は妻に訣別された男を受け容れる

後者をもって男は生まれて初めて真実の愛を見つけたというのだけれど、いまひとつ合点がいかない

おそらく自分が配偶者と結局一度も別れていないからであって、もしかしたらベストパートナーは彼女以外の誰かで、運命な犬の散歩で変わるものかもしれないし、お互いチェンジしてしまったほうがシアワセなのかもしれないが、いざ別れて別の相手と人生をやり直すとかあっちよりこっちのほうがよかったとか言いたくない、変化を望まないことが不誠実であったとしても、願わくばこのまま一度きりで済ませたいと強く思う

やはり人生は一回性でやり直しなどきかない、同じ相手に対する失点をいかに挽回して負けを打ち消すかに尽きる

昨日の今永も山本も負けはつかなかった、そういうことだ




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