ずっとあなたが好きでした／歌野晶午
注：少しだけネタバレを含みます
最近読んだ本の中ではとても面白かったです。詳しい理由を書いていきます。
読み始めたときは「恋愛を絡めた短編のミステリー小説」だと思っていました。物語の終わりが見えてきても、このまま大きなどんでん返しはなく終わるんだろうなと予測していました。
自分は意外性のあるミステリ作品が好きなので、そういう意味で歌野さんの作品を読むことが多かったですが、今回の「ずっとあなたが好きでした」はマンネリした内容が続いていて、ちょっとガッカリした気持ちになりました。
絶望ノートは面白かったんですけどね・・
実際に途中で読むのに飽きてしまい、別の本を読むことになったり（結果的にすべて読み終わるのに2週間くらいかかりました）
ただ、物語の後半にある「女！」という章の最後を読んだときに
もしかして全ての短編が繋がっている！？
みたいに物語のトリックに気づいて、そこから一気に最後まで読み進めてしました。
結果的にかなり自分好みの作品でした。途中でつまらないと感じてしまった自分を殴りたいくらいです（笑）
物語の展開が似ている作品としては、「N／道尾秀介」や「ワンダフル・ライフ／丸山正樹」などが挙げられます。
もし「ずっとあなたが好きでした」のようなミステリー作品を知りたい！とう人がいれば、以下の作品もオススメです。
最近は自分好みな作品に出会えることが多くて嬉しいです！
これまで読んだことないジャンルの作品も読んでみようかな〜と思います。
やっぱり小説は最高ですね〜〜😄