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多様性とリーダーシップのリアルを実践から学ぶ-育休中の過ごし方-

現在第二子育休中のまささんです。育休中の過ごし方について、ヒントになればと思い書いてみようと思います。

育休をどう過ごすか不安だった産休前

1人目の育休中は、仕事のスキルアップにつながるようなボランティアや英語力を高めるために親子留学などしていた私ですが、なんとなく今回の育休は目に見えるスキル取得よりも今後の仕事人生において大切なことを得る時間にしたいなぁと思っていました。でもそれが何かはわからない。そんな産休前、偶然Facebookで流れてきたとある団体の3ヵ月プログラムを目にして、なんとなく説明会動画をみたことから始まりました。

参加動機は曖昧でもいい

正直とても大きな目標やこれが成し遂げたい!と思うことがあったわけではないです。復職したときに、自分の価値観を大事にしながら組織に貢献したいという思いがあり、子育てしながら学ぶこと、多様な価値観に触れられることに興味がわきプログラムに参加しました。マネージャー職でありコーチングの仕事もしているのですが、多様な価値観を知り、自分の視野を広げることはとても重要だと思っていました。

時間短縮に繋がった!?

このプログラムで得たことの1つは、新しい出会いから多用な考え方を知り、悩む時間が減ったこと。子連れという共通項はあるものの、所属する組織も、考え方も、価値観も違う人たちに触れ、視野を広げることにとても有効でした。大人になって、仲間が欲しい、なんて思ったことはなかったのですが、いざ仲間ができてよかったのは、悩む時間より行動する時間が増えたことです。第一子復帰後、仕事と育児、さらにやりがいを求めるなかで重要なことは時間だったのですが、その貴重な時間を有効に活用するための方法の1つとして、頭の切り替えに使う時間を短縮することがありました。

プログラムの中で学んだメンタリングを3人1組のワーク等を行いながら、仲間の価値観を知り、理解することで、「ああ、この意見なのはこういう価値観からか」と、スパッと切り替え次のアクションを行うことができました。

自分の頭で考えるきっかけに

もう1つは、なんとなく課題に思っていたことを、学んでディスカッション、アウトプットする機会があったことで、自分の頭で考えることが増えました。知りたい情報はスマホですぐに検索できる時代。スマホを眺めては数時間、、あー、また何に使ったかわからない時間が過ぎてしまった、なんて自己嫌悪なことがこれまでありました。(今でもゼロじゃない)でもそんなに時間をかけても、自分の知識になって使える感じがこれまで全くありませんでした。知っている、けど使えない、使う場面がない。本を読んでも、そうか、なるほど!で、終わる。

それが、プログラムで学びをアウトプットし仲間の意見を実際に聞いたり、チャットで深堀りしたりすることで、自分の会社だったらどうか、復職したときにはどうするとよいか、など当事者意識をもって考えることができました。

リーダーシップを体感する

そして最後に、様々なリーダーシップの形をリアルな場で学べたことです。どうしても会社という組織にいると価値観は同質化してしまいます。悪いことではないと思っていますが、その弊害もあるなと感じていました。プログラムの中で、”リーダーシップ”を学ぶ前からリーダーシップには様々な形があることも知っていたつもりでしたが、仲間の色んな場面での発言や行動をみて、この人のこれがリーダーシップか、と様々なリーダーシップの形を目の当たりにしました。

第二子育休からの復帰後もチャンスがあれば管理職にトライしたいと思っています。組織が大きくなっていく中で、本当の意味での多様性を理解し様々な形のリーダーシップを柔軟にマネージしていけるそんな人材になりたいです。(このことも、仲間からのコメントで言葉になったことです)

できないことだけに目を向ける、そんな自分を少し変えてみませんか?

私にはリーダーシップなんて、と思っている方いませんか?私がそうでした。子供がいるから周りと同じような働き方ができない、とか、あの人みたいに論理的に話せないし、、とか昔は自分のできないところにばかり目を向けていました。でもほんの少しのきっかけで、自分の価値観を知り一歩踏み出せると少しずつ何かが変わってきました。大きな一歩じゃなくていいんです。いつかその一歩が繋がってくると思います。ぜひちょっと気になるな、そんなことが転がっていたら、勇気を持って踏み出してみてください。私も勇気を持って踏み出し続けます。