自分のペースについて(大学受験)

この自分のペースというのはつい最近まであった大学受験の勉強でも生かされてました。私は自分で勉強計画を立てるとか言うことを全くしませんでした。この英単語帳をいつまでにおわらせるとか、塾(東進ハイスクールに通っていました)の講座をこの日までに仕上げるとかいうことをあまり決めずに進めてきました。親や塾のチューターの方に何度も計画を立てろと言われました。しかしわたしは昔から計画を立てるのが大の苦手でいつもその時の気分で物事をこなしておりました。塾ではセンターの過去問(国立大学を志望していましたから5教科7科目)を10年分,8月末までに終わらせるよう言われました。しかし実際に10年分おわったのは11月の半ばごろだったと思います。ここで皆さんの中には”夏休み勉強をサボって遊んでいたから遅れたんじゃないか!”と思う方がいるかも知れませんが別に私は自分がその頃だらけていたとは思いません。

上の画像は当時の私の勉強の記録です。これでも”やっぱり少ないじゃん!”と思う方がいるかも知れませんが私自身はよく続けられたと思います。そんなこんなで塾で指導された勉強計画からは遅れに遅れ、9月から始まることが予定されていた国立二次試験,私立一般受験の対策は2ヶ月以上遅れて始まりました。しかしわたしはその指導されたスケジュールで事を為そうとはあまり強く思ってませんでした。一人ひとりそれぞれの進め方があると思っていたのです。その頃にはチューターの方は私に勉強のことについて指導やアドバイスをしてくれることは殆どありませんでした。見捨てられていたのかもしれません。しかし私は自分のペースで学習を続けました。心が折れそうになったことがないと言えば嘘になります。二次試験の数学の対策をやっているときは自らの力量の無さに絶望して泣いたこともあります。指定校推薦で名門私立に受かり遊び呆けてる人に憎悪を燃やしたこともあります。しかしそれでも友人の支えも受けながら自分なりのペースで努力しました。あまり根詰めていたわけでもなかったのでやる気が燃え尽きるということもありませんでした。まわりでは自分の実力と大学のレベルの差をみて、志望校のレベルを下げたりする人もいましたが、私は下げることをしませんでした。これは、常日頃からあまり過度に気負うことをせず、自分のペースを守って努力を続ければきっといけると(盲)信じていた部分に救われたと思っています。そしてその甲斐もあって12月までセンター模試でE判定続きだった第一志望校の国立大学に合格することができました。
何が言いたいかのかというと気楽な気持ちでことを行えば、張り切りすぎるより物事を続けやすいこともある、ということです。

これと似たようなことを塾で書かされた合格体験記に載せていますが、他の人の体験記はwebで掲載されているのに、私は掲載されませんでした。ほとんど塾いらないみたいなことを書いてるので当然といえばそれまでなのですが、別に東進が受験業界に蔓延る屑と言っているのではありませんし、東進の講座そのものは有用なものであったと感じています。料金が高すぎるんですけどね。
またこれは自分の半年ほどの受験の記憶や感想について述べているだけであって計画を立てることを否定したりするつもりは毛頭ありませんし、寧ろ計画を立てることができる方は大いに尊敬しています。私はそれが苦手だから自分なりのやり方でやった、というだけのことです。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。ものを書くって意外と楽しいですね。

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