探究録 - 目録
気付けばいつも、自分の気になることについて不器用にものを考え、ああでもないこうでもないと探究し続けてしまうことが癖になっていた。納得するまでノロノロうろうろ、つい、いつまでもやってしまう。
この癖から否応なく滲み出る私のマニアックさ,変態性(笑)に対して、周囲の仲間や受講生さん達は皆「…何かが行き過ぎている。笑」「おもしろい!」…と爽快に笑ってくれたり、時に勝手に何かを持ち帰ってくれたりもする^ ^
じゃあ今の自分の探究テーマは何かしらとあらためて取り出し、雑に集約してみると、たったの2つだった。
むしろずっっとこればっかり、とすら言えてしまう。しつこい(笑)
学者でもなければ、哲学者でも思想家でも何でもない、一個人たる私のごくごく個人的な、誰にも頼まれていないけれどついやってしまう、終わらない自由研究。答えのない、探究。
こう書くと妙に大袈裟なことに聞こえるけれど、「自分の問いに、自分で答える」。それ自体は誰しも心の内に自然とやっていること。
私の始まりも、実に素朴な、幼心に自然と抱いた疑問からだった。
…振り返るとあの頃から随分遠くに来たとも言えるし、どこにも行っていないとも言える。もっとスマートに進むこともできただろうけれど、今の自分はこのどんくさい道の先にしか居ないのだから仕方が無い。
少なくとも、あの頃の自分には大きすぎて持ってすらいられなかった問い達に、今は自分なりに、何が分かって何は分からず、何を今も考え続けているのか、答えてやれるようにはなった^ ^
ここいらでちょっとその道程を整理してみようと思い立ったので、ぼちぼち、あーだこーだ、したためて行こうと思う。
■目録(探究テーマ一覧)
# 自己理解 # 人間理解
■人間存在を(自分なりに)理解したい
・1.始まりは終わり。終わりは始まり。 - 「知りたい」と出会い直した日
■ここはどこ?私は誰?
・2.死…!? - 問いの始まり。
・3.生きづらいのですが?あと、死ってやつ。
■認知特性を理解したい①
■人と人とは,何が同じで,どんなふうに違うのか?
・5.心の1年生,旅に出る。- 自分はどこか変なんじゃないか?
・6.「人間・じぶん」発見 - 体癖論との出会い。
・7.怖いのは、自分がまっすぐ見ていなかったから。
・8.この感覚と認識を全て引き受けるということ。
・9.原因探しじゃなく、どうしたいかだった。 - 解決方法探訪録
■人間、一体何やってんの?
・10. 人間、一体何やってんの? - 探究という名の生命活動。
■認知特性を理解したい②
・11.整理の解体 - また1つ、最強の遊びを発見してしまった。