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優しさの定義

「優しい」ってすごく曖昧な言葉だと思いませんか?
皆さんが思う「優しい人」ってどのような人ですか?

何か変化に気付いて声をかけてくれる人?
重いものを持っていたら手伝ってくれる人?
色々くれる人?
自分を犠牲にして人のために動ける人?

もしかしたら、私が思う「優しさ」は世間一般的な「優しさ」と違うかもしれません。なぜなら、上記のような人を私は「本当に優しい人」とは形容しないからです。とても性格のいい人達だと思いますし、そういう方たちも大好きです。ですが、私が本当に考える優しさとは少し違います。

私が考える「優しい人」は、「どんな人の事もごく自然にありのままを受け入れている人」。

そしてなかなかいないと思うんです。このような人。だってすごく難しいことだから。

人間って、この人は◯、✕というように勝手に他人をジャッジするクセがあると思います。

私は誰かの、というより人間のそういう所がどうも苦手です。神様でもないのに上から目線で勝手に他の人間を審査する。私達なんて宇宙から見たらすごくちっぽけな存在なのに、何やっているんだろうと悲しくなります。でも、人間ってそういう生き物なのでしょうが。

ほんとにごくたまに、それぞれの人間のありのままをごくごく自然に受け入れている人を見かけます。好き嫌いはあっても、器の大きい人を見ると、憧れてしまいます。そういう人は大抵、自分に自信があるように、自分軸であるように見えます。

私もできるだけ器を大きくしていたい。どんな人も生きる価値があり、そしてその価値は等しいのだと信じています。他人の事が100%分からないのに審査し、審査され、その評価に左右される必要はないはずです。どしっと構えて、私は私。あなたはあなた。それぞれ価値がある。

理想の優しい私に近づけるように、これからも自分を磨いていきたいものです。



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