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自分を受けいれる・ほぐす



自分を縛る思い込み

「わたしは 〇〇でなければならない 

      〇〇でないと十分ではない」

みなさんはこんな事を思ってませんか?

私は今も向き合っている最中です。
私自身を例に出すと
「優秀でなければならない」
「天然パーマは可愛くない=私は可愛くない」
「今回の成績はオール5じゃなかったから(人として)十分ではない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
「間違ってはいけない」
「完璧でなければいけない」
「やるべきことを忘れる私は十分ではない」
などなど、思い込みを外せたもの、まだ外せていないもの、そもそもその存在に気づいていないものも含めてたくさんあります。

私はタイから帰国してきて、自分ととことん向き合う時間をもって気づいたことがあります。
それは、
上記のような「自分を縛り付ける思い込み」が自分も周りも苦しめている可能性があるという事です。

自分のためにも周りのためにも思い込みをほぐす

どういうことか説明します。
皆さんが自分自身に対して何かを強制させていたり、「○○でなければならない」「○○できないから十分ではない」と思っていたとしたら、それは周りに対しても、同じ思い込みを持つ事を課しているという事が、無意識のうちに多くなっています。そしてそれは、その人の個性や潜在能力をつぶしたり、精神的に辛くさせてしまうことにもなりかねません。

例えば、過去の私のように「天然パーマは可愛くない=私は可愛くない(十分でない)」と思っていたとしたら、自分以外の天然パーマの子たちも可愛くないという風に捉えかねないのです。でも、実際には違いますよね。だけど自分を縛り付ける思い込みが強いと、見える世界もその思い込みに沿った世界になってしまいます

「人に迷惑をかけてはいけない」「間違ってはいけない」これも、私の中のやっかいな思い込みでした。この思い込みがとても強かった私は、誰かに、特に友達や先生、会社の人に頼るという事が本当に苦手でした。自分の事は自分一人で抱え込まないといけないと思っていたし、それができなかったときは、ひどく自己嫌悪に陥っていました。何か失敗したら必要以上に謝っていたこともありました。

完璧主義のようなところもあって、仕事や勉強は特に、手を抜くという事がよく分からず、付け込まれる隙がない状態を自分に課してしまうところもあります。そうして200%の力を使って頑張ったものの、いざ自分の外に出してみると、たくさんアドバイスや変更点が来る。そのころには、改善するような元気は残っていなかったりするのです。

そんな私を見て、同僚や友人にこんなことを言われた事があります。
「頑張るあなたを見ていると、自分が苦しくなる」

最初はどういうことがよく分からなかったのですが、多分必要以上に自分を追い込む私の様子を見ていると、その人は見えない圧力を感じたんじゃないかなと思っています。もしくは、私の発言が無意識のうちにその人にそういう思いをさせるものであったとか…。この部分はまだ改善途中なので、今でも感じている人が周りにいるかもしれません。

そう捉えてしまう友人や同僚も、責任の所在を別にする事で楽になるとは思うのですが、もちろん私の方も自分を振り返るいい機会になりました。

どうやって私が自分の思い込みをほぐしていったかの詳細については、非常に長くなるので、次回の投稿にしたいと思います。
まずは、自分の思い込みが世界を見る基準になっていること、思い込みから自分を解放させることは、自分自身だけでなく周りの人のためになることを覚えておくだけでも、気づきが生まれるかと思います。私はこれに気付いて本当に良かったなと思っています。

自分を受け入れたうえで思い込みをほぐす


「自分の思い込みをはずす=自分を否定する」のように書いているように捉えられるかもしれませんので、最後にひとつ。
どんな自分でも受け入れ、愛してあげてください!たとえ今苦しんでいたとしても、その苦しんでいる自分も十分ステキ!悩む自分も、たまにサボっちゃう自分も、自信がない自分も、できない事がある自分も、ゆっくりでも、完璧主義でも!
ありのままの自分の一番の理解者で、一番の味方はあなた自身です。
どうかまずは今の自分を100%受け入れてあげてください。今の自分もいいけど、私はもっとこうなりたい!そう思えたらそこに向かえばいいだけだと思います。その過程で、思い込みをはずす、という事が必要になってくると思います。
…と書きながら私も自分自身に言い聞かせる機会にさせていただいています(笑)

それでは夏も本格的になってきましたが、皆様体調にはお気をつけて。
私は大事な大事な自分が「じっくりnoteを書いて、好きな服着て街に出て、コーヒー飲みながら本読みたい」と言っているので、仕事が休みの今日をそれに使いたいなと思います(笑)
長い文章最後まで読んでいただき、ありがとうございます。




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