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ランニング


私は、小学生のころから長い距離を走るのが得意で

昔から、長距離走に関しては自信があった。

長距離走は、嫌いな人が多いが

それはきっと精神的にもヤられるからだと思っている。

あとは単純にきつい。笑


そんな私は大学ではバスケのお遊びサークルに入り月1で体を動かす程度。

社会人になったら、営業の仕事で歩きはするものの

持久力なんて皆無の状態になっていた。

梅雨も明けたし久しぶりにランニングでもしようと、

薄暗くなってきた空を眺めながら

最初は軽快にジョギングをしていた。

このペースなら、目的地までいって帰ってくることは容易だろうを思っていた。

目的地までは良かったものの、帰り道で日頃の運動不足がでて歩いてしまった。

そして、気づいた。

諦めが早くなったということ。

単純に体力がないのはわかっていたが、

こんなにもすぐ足を止めてしまったことに愕然とした。

前の私なら、きつい、、けどあそこの信号まで頑張ろうと思えていた。

もっとがむしゃらに、「あと少し、あと少し」が出来ていた。


しかし、よく考えると

足を止める前に、2個先にある信号まで歩いたらまた走ろう、と

無意識に頭の中で考えていた。

そう、私は単純に諦めが早くなっただけではない。

計画的になったのだと思った。

もちろん、自分に都合のいいように考えているのは重々承知だが

そう考えると、社会人になって先を見通して物事を考える癖みたいなものが

少しずつではあるが、備わってきているのではないかと思った。


一番計画的なのは、コツコツコンスタントに走ること、

言うまでもない。


でも、私は少しずつ進んでいる。