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想いを深めあって、一緒に踏み出していきたい

「言葉にしてくれて、ありがとう。」

話していく中で、何度も何度も思った。
人と一緒に何かを考えていくのがやっぱり好き。
これは、自分の弱さでもあるかもなと思うのだけど。

曖昧だった考えがお互いに深まっていく瞬間。
楽しみだねって言い合う気持ちの高まり。

1人で考えきる力がちゃんと欲しいなと思うけど、
やっぱり人の話を聞いて、話していく中で生まれるものは1人で考えたものとはちがう良さがあるなあと思う。

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6月から参加している、言葉の企画第4回。
今回のテーマは、「チームの企画」。
5人で何か1つ、本当にやりたいことを企画する。

なんでもやっていい、自由だからこそ枠の広さに悩む課題。

課題を出してくださったのは、
先輩企画生でありフルリモート劇団「劇団ノーミーツ」を立ち上げた林健太郎さん。

私たちのチームは、「手紙の企画」を考えた。

1歩前向きになる気持ちを、誰かを愛おしく思う気持ちを、
一緒に味わえたら、と願って。

そんな想いをこめた企画だった。

林さんからのフィードバックは、
「手紙を書こう!は、企画、ではない。
手紙を書くモチベーションはどこにあるのか?

こうも仰っていた。

届ける相手の立場になってみましょう。
超フラットに、その企画をお客さんとしてみた時、
自分だったらその企画に参加したいのか。
企画を考える上で、
最高と最悪を妄想し続けることがとても大事です。
”この企画ってそもそも何がしたかったの?”、
”冷静に見たらつまんなくね?”、”やる意味あるかな”
とズバっと切り捨ててくるもう一人の自分を召喚して、
徹底的に向き合いましょう。本当に、その企画がベストなのか。

手紙が届いた時にどんな気持ちになってもらいたいか?は、考えていたけれど。
参加したい!と思ってもらう部分は、完全に手紙頼りだったかもしれない。そこに企てがなきゃ。“企画”の難しさにじりじりと胸が締め付けられる。


自分にとって企画とは、勇気と根気です。
やるの怖いなあ、みんな誘っていいのかなあ、、を乗り越えて実施する勇気と、
自分の企画を疑い続け信じ続ける根気さえあれば、絶対できます。

疑い続け、信じ続ける根気。

これ、忘れたくない。

仕事においても施策を進めていく中で、意識していきたい。
疑い続けるから、
このままでいいのか?もっとできることはない?
やる意味のあること?と立ち返ることができる。
信じ続けるから、
そのアイディアをもっと輝かせるには?
何かと掛け算できないか?いいものにしていくことができる。

会社は関係ない。

林さんは、企業で働きながら会社とは関係ないところで、映画制作や劇団、ラジオなど様々な企画を立ち上げていらっしゃって、休みや、身銭を切ってでも、バズる見込みがあるからとかではなく、はじまりは“何か出来るんじゃないか”からやってきたという。

結局、やる人は強い。

やってみてトライ&エラー。
ひたすらに会議をして積み重ねてきた。

やってみてそのままにしない。
コロナの期間に、何か出来るんじゃないか、からはじめて、
映画に匹敵するものにしようと有料にして、さらには業界の壁も壊そうとしにいく。
その姿勢に、感動した。

言葉の企画をこれまで受けてきて、
会社の中でやりたいことをやっていくためには何が必要か、
情報を得たり上司に提案してみたり面談に超本気で資料作ってみたり、
でも、今は企画の部署にいれていなくて、なんだか、
まだまだ先の話のようにしてしまっていた自分がいた。

機会は会社だけじゃない。
企画しようと自分がするか、しないかなんですよね。

お互いがいないと成り立たない関係で、一緒に成り上がっていく。

同じ葛藤や野心を持つ人と一緒に、つくりあげていく。
そんな林さんのわくわくする表情を見て、いいなあと悔しくなった。

自分自身には、今、誰かと何かをできる力がないと言い訳してきた。
いつまで、そうやって逃げてるの。一生そのままでいいの?

今の自分の力を絞り出して、もっと身につけて、力になっていけるように踏み出したい。
一緒にやろうと話してくれたこと、やってみたいと話していたこと、
少しずつ少しずつ。手を取り合いたい。

やってみて想いが溢れた。

「やってほしいことは自分から」
第1回目の講義で、阿部さんから学んだこと。

まずは、自分たちの手紙の企画、チームのメンバーでやってみた。
企画生100人と聴講生、阿部さん、平賀さん、林さんにも、お手紙を書きました。

やってみて、やっぱり手紙っていいなあって。
うまく言葉には言い表せないのだけど、ぽわっとこころがあったかくなって。
受け取ってくれた相手から頂いた言葉や表情にもとっても嬉しくなった。

企画としては、まだまだだけど、届けたいものはちょっと見えた気がして。


自分にとっての心地良い「自分らしい生き方」を語れるようになっていたい。と書いた1回目の講義後のnote。

どう生きたいか、のヒントがちょっとずつ見えてきていると思うのです。

あなたの想いも聞きたいし、話をする中で、一緒に考えを深めていけたらなあと思う。


後日談。
上のnoteの友人へ送ったお手紙の返事を書いてくれた。

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そして、友人への手紙に書いた、かぼちゃのスープとおあげさんの蕎麦。

お家に行くよ〜と話したら、食べきれないって分かっているはずなのに
どっちも作って待ってくれていて。お土産まで持たせてくれた。

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前から大好きだったこの献立。
ずっとずっと心に残っていく、大切なあなたとの思い出のごはんになっていくと思う。

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ほんっと、敵わないなあ。

まだまだ、がんばらせてくださいな。

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