何度目かの春

途切れ途切れの言葉で
物語を紡ぎ
短い言葉だけで
君に恋を語った

いつか消えてなくなると
他人事のように
言い聞かせ
言い聞かせ
また君の手を握る

大事なことは
何も言わずに
もう、何度目かの春

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