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「やりたいことがないのでフィジーで海に浮かんだり語学留学してきます。」

退職後はどうするのか聞かれて「やりたいことがないのでフィジーで海に浮かんだり語学留学してきます。」と答えたところ、笑いが取れました。

ということで、11月末からフィジーに語学留学に行くことになったきっかけについて、書きたいと思います。

南半球の島国。四国と同じくらいの面積。出典:フリーバード

きっかけについて

仕事辞めたいけとやりたいことがない

IT企業に努めておりました。コードをゴリゴリ書くような現場にもいましたが、残業続き(+よくあるパワハラなど)でメンタルが一度だめになってしまい、その後は少し機械に詳しい事務職のような仕事ばかりしていました。
しかしながら、無言で座って仕事をこなしていく毎日が本当に耐えられなくなりました。なんだか毎日死んでいる気持ちでした。

転職をしよう、と思ったのですが、やりたいことが特になく、資格もIT関連と簿記とかFPの3級しか持っておらず(どれも正直あまり楽しめず・・)
このまま転職しようとしても、すくなくともやりたいことにはたどり着かないと思いました。

NIJISANJI ENにはまっていた

にじさんじ箱推しなのですが、突如、NIJISANJI ENに「Luxiem」というめちゃくちゃかっこいい5人組が登場しました。顔がいい上に声が良い。
しかし、会話とかで面白いはずのところも私のリスニング力だと限界があり、ライブ配信で一緒に思いっきり楽しむことができません。(Fxxkなどの素敵なことばだけわかるやばい状態です)

サニーブリスコーの日本語配信

その少し後に登場した「Noctyx」。これまた顔と声がいい。その後どんどん沼は広がっていき、英語、わかりたい、という気持ちが強くなりました。

特にハマっていたのがサニーブリスコーさん。この方はオーストラリアに住んでいますが、昔日本に住んでいたことがあったようで、日本語もうまい。オーストラリアについて日本語で語っている配信がありました。海外のことを外国の方から聞く機会って、今まであまりなくて。でも普通に話すものだから、本当にそんな景色あるのかなと自分の目で確かめたくなりました。ある意味の聖地巡礼欲とともに、確実に海外へのハードルが下がった瞬間でした。と出不精の私ですが思いました。

そうだ、海外に行こう!

英語がわかるようになったら、配信ももっと楽しめるし、IT関連ではない切り口から仕事が探せるのではないか?
海外に行ってみたら、好きなものとか趣味がもしかしたら見つかるのではないか?
配信を見ながらふと考えました。そこで、海外に行ってみよう!と思い、会社の昼休み中に、職場で隣の席のお姉さんに「海外行ってみたいんですよね~」といきなり相談したら「友人がワーキングホリデーでカナダ行って、そのまま結婚して帰ってこなかったのよ」と言われました。(実話です。)

もしかしたらスキルだけでなく結婚相手も見つかるかもしれない!?
そもそもワーキングホリデーって何!?仕事?休み?どっち?

ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)とは、【18~30歳の青年を対象に、2ヶ国・地域間への休暇目的の入国および滞在期間中における旅行・就労を認める制度】です。
国によって異なりますが、ワーホリで海外に滞在できる期間はほとんどの場合が1年間。つまり、ワーキングホリデー制度を使えば、憧れの海外に1年間も住むことができるんです!
https://ryugaku.kuraveil.jp/

調べてみたところ、こういうことのようです。私、長期間、海外に行きます。ワーホリします。そう決心したのでした。(この後、金銭面で挫折しますが・・)

ワーホリに行くつもりだった

最初はオーストラリアにワーホリに行くつもりでした。オーストラリアに1年間ワーホリに行く場合、英語学校代も含めると大体150万円くらいあったほうが良いそうです。(円安なのでもっとかかるかも)
なので、200万円くらいお金を貯めてから会社を辞めようと思ったのですが、熱を出したり、仕事中に特に悲しくもないのに涙が止まらなかったりなど、なかなか仕事を続けられそうにないので、断念しました。

次に、フィリピンのスパルタ留学に行こうとした

次に、フィリピンに目をつけました。「スパルタ留学」というのをご存知でしょうか。

フィリピン留学のスパルタ校は、平日外出禁止で授業数がおおく、毎日の単語テスト、自習など勉強のスケジュールを完全に学校が管理する学校を指します。とにかく英語と向き合いたい方、短期間で結果をだしたい方におすすめです。
フィリピン留学センター

フィリピンでは1日12時間、日本語使用禁止、毎週テスト‥というように、ガッツリ英語を叩き込まれる「スパルタ留学」ができます。
短期間で一気に詰め込むことができるため短期間で良く、オーストラリアよりも近いため渡航費も抑えられます。予算的にこれならできる!
そう思って、フィリピン留学のガイダンスを受けようとしていました。

検索結果からフィジー留学を知る

フィリピンのスパルタ留学について情報を集めるため、グーグル検索をしたところ、広告欄に「フィジー留学」の文字が。
いや‥フィリピン調べてるんですけど。と思いながらも断念していた「ワーホリ」の文字につられて中身を見てみました。

安い・・

費用を見てみたところ、滞在費込みでこの値段でした。

休学や転職前、予定されていた留学の変更先としてのフィジーはいかがですか。」←私を呼んでいる気がしました。

フリーバード
フリーバード

ちゃんとした学校

こんなに安くて、ちゃんと英語を勉強できるのだろうかと不安だったのですが、オセアニア最大の英語学校でした。見くびっていてすみません。

ナンディとラウトカにキャンパスを構えるフリーバードは、オーストラリアやニュージーランドを含むオセアニア地域で最大の英語学校です。ナンディキャンパスとラウトカキャンパスであわせて教室数40クラス、ドミトリー216床を誇ります。フリーバードを巣立った学生たちがSNSや口コミで応援してくれた結果、2007年にはALPHE・ICEF加入の英語学校の中で世界で2番目に大きな英語学校になることができました。
フリーバード

また、ガイダンスで聞いたところ、実力に合わせてクラスが分けられているので自分にピッタリの学習ができる、さらにはフィリピンの多くのスパルタこうと同様に学校では「EOP」(English only policy:母国語禁止)とのこと。しっかり勉強できそうです!

決め手は課外活動

学習のカリキュラムですが、基本の授業は14時半まで。その後17時までTOEIC対策コースやワーホリ準備コースがあります。(私は後半で2週間TOEIC対策コースを入れました)

フリーバード

それらのコースを入れない場合は14時半以降、ボランティアや観光、村の人との交流など、自由にやりたいことができるとのこと。
フィジーは日本の四国と同じくらいの面積の、小さい島国で、学校のすぐ近くに海があるそうです。一日中海に浮いていてもよいか聞いてみたところ、「もちろんです!!」と言われました。

仕事辞めて気分転換も兼ねて、自分の時間も大切にしたいなあ。
海、浮かびたいなあ・・・

個別カウンセリングで聞いた話など

また、ガイダンスの後の個別カウンセリングの際に聞いた話です。
おしゃれな海上のBARがあって、そこでたっぷり飲んでも、日本の物価の3分の1程度で楽しめちゃうんですよ。豪遊しても1万円くらいです!!」

発展途上国ならではの悩みとかも多いそうです。
寮の洗濯機はみんなが海水浴後の砂まみれで使って壊れまくったので、洗濯板で洗濯、とか。
私はそれを聞いて、なぜだかわくわくしてしまいました。

フィリピンのスパルタ留学と迷っていることを相談

カウンセラーのお姉さんは、自身も仕事をやめてから留学を経験されたそうです。ワーホリに行くほどのお金が貯まるまっておらず、また、フィリピンのスパルタ留学と迷っていることを相談しました。

「フィリピンのスパルタ留学も本当に良い経験になります。でも、あなたは仕事を辞めて、羽根を伸ばすことも兼ねているのだったら、スパルタ一ヶ月の授業料でフィジーでもっと長い期間ゆっくり勉強しつつ休むのも、良いのでは?」

(個人的に洗濯板で洗濯をしてみたいという謎の衝動に駆られており)最後に後押しをしていただいた感じです。

その日のうちに見積もりをもらい、申込みや留学に向けての書類準備が始まりました。

その後の話

仕事を辞める目処がついたのが8月の上旬でした。
8月末に留学の手続きをスタート。9月末で退職しました。
最初に少し書いたように、フィジー留学というイベントのお陰で、とても円満退社できました。現実逃避も兼ねているので、私の中では少し後ろめたさもありましたが、やはりわくわくしています。
どんなに挫折して帰ってきても、酒の肴にはなると思っています。
手続きの詳細などはまた後日書かせていただこうと思います!

まとめ?

仕事辞めた記念にはじめたnoteですが、やっと一番書きたかった内容に取り組むことができました。
ワーホリも諦めておりません。留学から帰ってきてから、お金をためていけたら短期間でも良いので行きたいなと思っています。
自分で記事を書いていて、何だこれと思ったりしているところですが、こんなノリでも海外にいけるようですので、少しでも興味が湧いた方は、フィジーでなくても、語学留学でグーグル検索してみてください!

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