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【3000字】JASMによる熊本工場の立ち上げは日本の半導体産業の”芯”となるか

半導体サプライチェーンの強化を目的として、2022年度の改正5G促進法が施行した。その第一号として、台湾と日本の合弁企業であるJASM(=Japan Advanced Semiconductor Manufacturing)が認定。背景には、コロナ後の世界的な半導体チップ不足と日本国内の半導体産業への支援強化がある。

今回のJASMの工場立ち上げをどう捉えるか、日本の半導体産業の「復興」が叶う試金石となりそうにない要素がいくつかあげられる。

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