あぶれた、わたし
わたしは、たぶんきっと
HSP気質だと思う。
ネットでよくある自己診断とかでもだいたい高得点をたたき出す。
「HSP」という言葉を知ったのは3〜4年くらい前だと思う。
本屋でたまたま目に留まり、HSPについて詳しく書かれた本を購入した。
それからもHSPに関する本を何冊か買って全て読んだ。
確かに当てはまることはあるし、対処法についてなるほどと思うこともあったが、
よく、本のエピローグ的なところに書いてある
「自分がHSPとわかって安心した」
「自分と同じ困りごとがある人が他にもいて安心した」
みたいな描写には共感できなかった。
その為、最初のエピローグで引っかかり
本は読み進めていくけれど、どこか置いてけぼりのような気持ちだった。
ただでさえ、HSPで少数派に分類されるのに
まだあぶれるのか…
自分でもすごく後ろ向きだなとは思うが、疎外感を感じずにはいられなかった。
例えば、自分が癌だと診断されたとして、
「日本には、癌患者がたくさんいる。仲間がいてよかった!」
とはならないことと同じような感情。
HSPは病気ではない。
気質だから変えようとしたり克服しようとしたりするよりも
そんな自分を受け入れる方が近道なのだろう。
でも、それが難しい…
いつか自分を受け入れられるようになりますように
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