ラストマイルを見て思ったこと。
ずーっと楽しみにしていた映画、
「ラストマイル」が8/23より公開されました!
この映画と同じ世界線の
「アンナチュラル」「MIU404」もリアルタイムで見ていて、とても好きな作品なので、また新たな作品が見れたことがとても嬉しいです。
この作品を見て、気づいたことや考えたことがあったのでここに綴ります。
映画のあらすじ
もし、届いた荷物が“爆弾”だったら…
ブラックフライデー前夜。
満島ひかり演じる、舟渡エレナ(センター長)が指揮を取るデイリーファースト社から出荷された荷物が爆発。
万全の警備体制の工場の中で爆弾を仕掛けるのは不可能。
けれど、続く爆発…。
一体誰が何のために仕掛けたものなのか。
犯人は誰なのか。
「アンナチュラル」×「MIU404」チームと
力を合わせ、犯人を見つけ出す!
映画を見て感じたこと
映画を見終わって1番に感じたことは、
働いている中で、仕事内容や仕事量に関して、おかしいと思ったことをおかしいと言いやすい世界になってほしいと思いました。
会社の上の人間に行けば行くほど、利益を重視しがちになってしまい、働く社員の負担について気にかけられないことが多いように思います。
忙しい時期だから仕方ない。
売り上げを取るためだから仕方ない。
ではなくて、社員が必要以上に働いていることにおかしいと気づいて対処できる世界になってほしい。
確かに利益が出ないと社員を生活させていくことができない。会社を存続できない。
けれど、命を投げ打ってまですることなのか。
会社が無理をした皺寄せは、
末端の人達にまで影響を及ぼします。
仕方ないからと目を背けるのではなく、
難しい問題だからこそ、しっかりと向き合っていく必要があると思いました。
保育業界だとどうなる?
この映画を見ていたら、以前保育園で働いていた日々のことを思い出しました。
残業に次ぐ残業。
未だにアナログな仕事。
安い給料。
ギリギリの配置基準。
命を預かる責任。
子どもたちの為だったら、命を削ってでも働ける?
わたしは、無理でした。
先生の前に1人の人間なので。
わたしが要領が悪かった?
子ども達への気持ちが足りなかったのか?
私は、ギリギリの状態で働いて、子ども達に何かあるのが1番怖かった。
罪のない子ども達を危険に晒すのが1番怖かった。
わたし1人の力ではサービス残業をなくすことも、配置基準を増やすことも何もなすすべもなく、
逃げるように辞めることしかできなかった。
保育士関連の事故などのニュースを聞くたびに胸が痛くなる。
もう少しでも職場環境が改善すれば、子どもも保育士も救えたかもしれない。
ちゃんと向き合わなければならない。
何のために仕事をするのか。
何を優先するべきなのか。
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