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青木宣親が好きだった

青木宣親が好きだった。

今も好きな気持ちに変わりないが、昔に比べたら、そこまで強くないため、過去形にさせてもらった。

私が青木宣選手を好きなったのは、小学校3年頃だったと思う。当時、父親とキャッチボールすることはあっても、クラブに入っているわけではなかった。それでも、テレビでプロ野球を見るのが好きだった。

地域柄もあり、テレビで見るのはいつも中日の試合だった。荒木、井端、森野、ウッズ、吉見、チェン、浅尾、岩瀬、、、中日にも好きな選手はたくさんいた。それにもかかわらず、当時からヤクルトで活躍していた青木宣親のことを好きになった。

独特な打撃フォームからヒットを量産するスタイルに、当時の私は魅了されていた。

小学4年になり、地元のクラブチームに入団し、本格的に野球をやることになった。同級生は、3年の時から始めている子がほとんどだったため、私は、1年遅れて始めた形となった。

それでも、すぐに背番号をもらうことができた。初めてもらった背番号は23番だった。なんと、当時の青木選手と同じ背番号だったのである。めちゃくちゃうれしくて、家に帰ってすぐ、ユニホームに縫い付けてもらったのを覚えている。

そんな偶然も重なり、私は、青木選手の背番号が1に変わることがあっても、青木選手のファンであり続けた。

その後、青木選手は、メジャーに挑戦し、日本人野手として十分すぎるほど活躍し、日本球界に戻ってきた。

それなのに、私は、中学校からバスケットボール部に入部したこともあり、野球から遠ざかってしまっていた。

大学で野球好きな友人ができたことで、何年かぶりにプロ野球の結果を気にするようになった。大谷、柳田、坂本、吉田、菅野、、、現在のプロ野球を盛り上げている選手たちのプレーに感嘆しながらも、どの選手よりも、青木選手の活躍を願っている自分がいることに気づいた。

青木選手が引退するまでに、あと一回は生で試合を見に行きたいなあ~と思いながら、酒を飲みながら今日もテレビで中日の試合を見る。

#野球が好き #青木宣親 #ヤクルト #野球

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