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#08一体いつの暑い秋の話だ


忘れているかもしれないけれど、
勝手にシリーズ化してるので、頑張って年内に更新したいなぁ
な気分が、年内もあと2日と無い現在、
思い立って記録しておこうと思います。


雑誌、東京喫茶に掲載されている店舗をめぐる

第3弾 茶亭 羽當

(え〜まだ3弾〜!?って言うお決まりの飽きる。飽きるけど驚くほど進んでない。)


渋谷の路地に、趣深くあるここに
残暑も残暑、最早まだ夏みたいな秋の始まりに
今回は初めて、大好きなお友達と行ってみた。

開店前から、お店が開くのを待つ人がチラホラ・・・

東京喫茶からの知識として…
ここは、ブルーボトルコーヒーの創業者がお薦めするほどの喫茶店の模様。
その知識は、これを書いている今知ったけれど…

創業30年、お店の佇まいも内装も、
最高に落ち着く&歴史を感じるお店でした。
アンティークチックな店内の椅子や机も、
入口の雰囲気も、棚に並んでいる食器も見ているだけで
うっとりしちゃう感じ。


開店と同時に行ったので、オープンしたての
「準備完了なんて、待ってられないわ」なキッチンで
ふわふわの甘い香りに寄せられて、
仲良くシフォンケーキを。

コーヒーは、アイスじゃダメだとわかっているのに、
「暑いから、アイスコーヒーにしちゃおうかな。
 どう思う?でもせっかく来たからちがうよね?」
の件をしっかり2人でやってから、待ちに待った十食タイム♡


ふわふわの抹茶シフォンケーキと、
スフレチーズケーキ、
羽當オリジナルブレンド。


まず、お皿がかわいい。
かわいいの一言で済ませるな、と怒られそうだけど
2人とも、似合うと言うか、ピッタリなお皿に乗せられて。


自分の好みに合った食器をで頂けるのは、
まず心地良い、そして嬉しい、そして最高。


チーズケーキもシフォンケーキも甘すぎず、
とにかく生地がフワッフワで、
口に入れたら溶けて無くなった。

甘さの強くないケーキに、添えるようにコーヒーが寄り添ってる感じ。
苦すぎず、浅すぎず、でも後味はちゃんと残るように。

甘いものに合うのは、苦くて深くて濃いのがいいと
私的好みコンボだったけど、
この甘すぎないケーキには、苦いけど少し軽めのコーヒーが
とってもよく合っていて、「あぁ〜幸せ」の一言に尽きた。


おしゃべりに夢中な私たちでも、ちゃんと味わうくらい
その存在感というか、このために来たというウキウキが
何よりもこのお店の唯一無二さを感じれた。


カウンターや円卓で、隣り合ってゆっくりするのも
1人で贅沢時間を過ごすのも、どちらも十二分に幸せを感じられて
どちらにも向いているのがこのお店のポイントなのかも。


東京喫茶に載ってるお店に、地道に行ってみようとしてる試みに
お友達に付き合ってもらったのは、これが初めて。


なんとなく、1人だけの密かな趣味みたいな感覚だったけど、
雑誌に載るほどスペシャルなお店に誰かと行くのは、
幸せが増える感じがして嬉しかった。


夏みたいな秋の日に、おしゃべりマシンガンしている私たちをも
優しく見守ってくれる趣ある羽當は、
きっとたくさんの常連さんに愛されて、
たくさんの初めてきた人たちに気に入られて、
これからも在り続けるんだろうなぁ。


人も人それぞれ、お店もそれぞれ。


東京喫茶のお陰で、楽しいコーヒーライフを過ごせてます。



fin.

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