#36 NOと言えなくても

嫌だと、
出来ないと、
やりたく無いと、
言えずに生きてきた期間が長すぎて
心も体も疲れてしまった時期があった。

それじゃあダメだと思って、少しずつ言えるように
特訓した何年かがあった。

今は前より何倍も、言えるようになった。

それでも、根本を変えるのって
時間がかかるよなぁと、思う日々で。

そんな自分を、笑って受け入れてくる人達がいて、
新しい環境でも話を聞いてくれる人がいて、
私のその弱さを利用しようとしない人がいて。

少しばかり言えなくても、楽しく生きていける。
そう思えた日だった〜。

食事をご一緒する人たちに何度、
NOと言えるようになれ！
と言われたことか。

それでも、分かっているから少しずつ治したくて
それでもうまく行かない時ももちろんあって。

そんな風な自分が自分の本質なんだと受け入れていた。

自分が自分を1番分かっているし、
幸せにしてあげないとって言うけれど
それってすごく難しいんだよなぁ。

だから、そんな不器用でれでも前に進みたがっている
自分が自分だと受け入れてあげるのに、
少しだけ周りの人の手のひらの温もりを感じで、
安定して立っていられるし、
このままゆっくり進んでいこうと心が軽くなった。

新しい職場の同期は、私とは真反対の性格で
それでも認めてくれて背中に手を当ててくれた。

人間関係何があるかわからないから、
もしかしたいっときの何某かもしれないけれど。

それでも私は、そういういっときでも手を当ててくれて
自分を立たせてくれたことを忘れずにいたいと思った。

要するに〜、年度末に美味しいお寿司とお酒をいただいて
楽しい時間を過ごさせていただいた幸せと、
このままゆっくり自分のペースでいいんだと思えた時間と、
私が周りの人それぞれに良さを感じるように
自分の人とはちがう所を大切にしてあげようと思えたことと。

頑張るご褒美なんて理由、何度も使っているけれど
そうやって人生時間を過ごしていくんだから
たくさん笑おうと思えた日！！！

明日で1週間が終わるけど、明日も頑張るかぁ！
なんて思いながら特急カイジに課金しちゃったんだ〜。

さぁ、明日もぼちぼち。

fin.