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【夢日記】ソファと砂浜

あの世とこの世の境目のような暗い場所にいる。その空間には「ゲランダ」がいる。彼女は死神か、もしくは魔女だろうと思う。 1人用のソファが、小さな砂浜と水たまりに向けて置いてある。水たまりの奥は透明な壁があるような感じがするが、暗くてよく見えない。私はその場所で、しばらく生きているとも死んでいるともつかない時間を送っていたが、ようやく死ぬ決心がつく。

ゲランダに死を確定させる方法を教えてもらう。ソファの前の水たまりをくぐるのだという。やはり透明な壁のようなものがあった。水の中までは壁がないので、水中に潜ってその壁の向こう側へ行けば良いようだ。水に潜ると、とても息苦しい。「死ぬんだから、苦しいよ」と、ゲランダの声がする。確かに当然のことだと思いつつ、死ぬと決めたことに少し後悔も感じている。いよいよ苦しさが限界というところで、水からすっと身体が浮き上がった。

さきほど潜ったのと同じところにいたので、壁は越えていないように思ったが、ゲランダが「これでもうこっちに来たよ」と言うので、ああ、死んだのか、と分かった。
せっかくなので先に死んだ昔の友人のところへ話しに行こうと思って、ゲランダに可能か聞いた。ゲランダは「ああもちろん、行っておいで」と言ったが、どうやら友人は他の人と話しているらしい。まあ、人気がある人だし仕方ない。ゲームでもして暇をつぶそうと思った。

ソファに腰かけると、目の前の壁がスクリーンのようになっていてテレビゲームができた。私はそこで「ぷよぷよ」をしながら、水に浸かっているゲランダに話しかけた。「ゲランダはなんでここにいるの?」ゲランダはその質問にとても驚いたようすで目を見開くと、「私?私はーーーー」と言いかけたところで目が覚めた。

(2020.5.20)

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