短歌ができるまで

自分の短歌の作りかたを考えてみました。
今回、サークルで出した
【キハ40梅雨前線くぐり抜け無人の駅にあふれるみどり】
の推敲メモを元に解説してみます。


ざっくり、
1.詠みたいテーマのメモをつくる
2.そのテーマの周辺を描写してみる
   (同時に「短歌っぽい」言葉にしてみる)
3.使えそうなフレーズ(5文字や7文字)を出す
4.仮組み立て
5.【3】で出したフレーズと入れ替えたりして整える
6.完成!

という流れです。

ぐぐったり(今回は「キハ」でぐぐったら「キハ40」が出てきた)類語調べたりもします。ただ自分の語彙になさそうなもの(わたしは、その言葉から連想がつながらなければ語彙にないと判断します)は浮くので使わない。

最初のメモでは詠みたいテーマがあるのですが、言葉を入れ替えているうちに、風景がガラッと変わってしまったりもします(上の画像では「銀色の~」、の辺り)。

でもあんまり気にしないで変わるまま突き進んでいます。脳内に浮かんでいる映像が、言葉の入れ替わりによって違う映像に置き変わっていく感じです。それもまた一興なんですね。

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