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1月の好きになった本

2021年から、読書の記録をつけ始めた。
感想の言語化は本当に難しいけど、続く範囲で頑張ってみたいと思っている。読書メーターを使っているのだけど、新しい本との出会いもあって今のところすごく楽しい。
緊急事態宣言が出されたこともあって1月は全然外出ができなかったので、なんと1月は16冊も読めていたみたい。幸せで楽しかったな。その中でも特に好きになった本を記録。

マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ
古内一絵さんという方の短編集。同シリーズで四冊展開。
2作目が「ふたたび」、3作目が「みたび」、4作目が「おしまい」という名前も、表紙のイラストもかわいくて、4冊手元に欲しい!
1月に読んだものの中ではいちばんのヒット作。
店主の気まぐれに深夜に営業する夜食カフェを訪れる、いろんなお客さんたち、みんないとおしくなってしまう。もちろん店主も。
4冊読み終えるのがほんとうにさみしくなるくらい大好きになっちゃった。さみしさを紛らわせるために、2月は古内さんの小説を読み漁っています。


上流階級 富久丸百貨店外商部
百貨店の外商部で働く女性主人公の話。これもとってもお気に入り。
男社会の外商部で自分なりの営業スタイルを模索する主人公が素敵。ただモノを売るだけじゃなくて、どんな価値を上乗せできるのか、耳が痛い話だなと思いつつワクワク読み進めてしまう。
3月に新刊が出るみたいなので紙で揃えようか迷い中。


アンと青春
「和菓子のアン」シリーズの第二弾。新刊は図書館の予約待ち。
和菓子の奥深さを垣間見れて、日本に生まれたことが幸せに感じられる本。餡子欲が高まって読んだ週から毎週和菓子を買ってしまう。


ギフト

愛する原田マハさんの短篇集。いろんな形の、いろんな人たちのギフトのお話。ケーキ屋さんを目指す女性とお父さんのお話がとくにぐっときて、荒んだ気持ちがおだやかになりました。
ちょっと心がしんどい時期に、もうひと踏ん張り頑張ろうかなと思える本でした。手元に置いておきたい。




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