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Xデザイン学校 ベーシックコース #8 ペーパープロトタイピング

立体的な考え方とイラストによる外化

アイデアを考えるときには、同じ方向から考え続けるだけでなく、いくつかの角度から立体的にアイデアを検証していくと、見えていなかった粗が出てくるようだった。また、どういった検証方法を選択すると、限られた時間や予算内で、より効果的な検証になるかを分かっていることも非常に重要に感じた。

外化の大切さは、日々感じるところ。その手段はテキストだけでないく、イラストや動画などを組み合わせることで、解像度は更に高くなっていくようだ。苦手な手段も積極的にチャレンジして、より柔軟に多角的に、アイデアを考えていけるようになりたいと思う。

イラストによるビジネスモデル検証の民主化

講義で教わった手法は、モジュールを自由に組み合わせて、簡単にイラストを作成するものだった。これによって、イラストを描くことに労力を使わずに済むのはありがたい。アイデアを考えたり、検証することに集中ができる。

書籍「ビジネスビジネス2.0」も同様にモジュール化されたオブジェクトでビジネスモデル検証を多くの人に提供している。「ビジネスビジネス2.0」が俯瞰したビジネスモデル検証をしているのに対して、今回のワークは、実際に利用想定するユーザーの感情や行動がどうのように変化するかを想像、検証するものだった。

講義後に自分が描いたイラストを小2になる娘に見せたところ、自分にでもできると思ったらしく、真似して描いて自慢していた。完成度もさほど変わらないくらいなので、誰にでも使える道具のように思えた。(最終的には顔の各パーツにナンバリングして、子供同士が番号をランダムに言いながら、どういったオモシロ顔ができるかというゲームまで発展して
いった)

雑味を入れることの難しさ

アクティブシナリオの時も感じたが、ストーリーボードのシナリオテキストにも雑味を入れるのは難しいと思った。良い雑味と余計な雑味がありそうだが、まずはありったけの雑味でも入れたい。が、なかなか手が動かなかった。

ここ数年、実用性があるものに目が行きがちだが、小説や映画などのナラティブな作品に触れる機会を増やす必要がある。今年の目標にしよう。


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