ボロボロの小手から感じる、恩師の存在
高校時代からずっと同じ防具を使っている。さすがにかなり色褪せてきた。
特に顕著なのは小手。
つぎはぎだらけの小手は、その軽さと使いやすさから、かなりのお気に入りだった。
しかしとうとう限界に近い小手の様子を見て、新しく新調することにした。
かねてより待ち焦がれていた新しい小手。
先週新しい小手を持って稽古に行き、使い古した小手を家に持って帰ってきた。
その使い古された小手を改めて見たとき、私は何を一番感じただろうか。
「こんなに使ったんだね」という驚きか。
「相当