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「ワーホリ(ワーキングホリデー)は遊びでしょ?」に反論したい。

 軽くバズッたワーホリがらみのツイートにどこから湧いたのか「ワーホリって遊びだろ?」「女は結婚に逃げればいいから遊んでられる」とかいうリプがいくつかつきまして、当時は無礼なクソリプラーにバチバチに切れ散らかして心の中のヒプノシスマイクが大暴れしてゴリゴリに攻撃的なアンサーを練っていたのですが、ようやく怒りも静まりまして冷静にこのnoteにしたためようと思います。

まあ、私まだ行けてないんだけど。過度な期待と膨らむ憧れで物を言っている節があるので、「甘いなあ」って点があっても苦笑いでブラウザバックしてください。


「ワーホリは遊びでしょ?」なんだお前、ワーホリメーカーに遊びで故郷の村でも燃やされたのか?まあ、労働目的の就業ビザでもなく、就学目的の留学ビザでもないので、遊びであることは否めません。で、遊びの何が悪いの?せんせーあの女みんながブラック企業で搾取されてるのに外国で遊んでまーす!ってことでしょうか。あんたに関係ないやろ。

親でもなければ出資者でもない、会ったことすらない人間になんで煽られなきゃならんのだ。お前に説教される言われはない、散れ。と、片っ端からブロックかまし、あとはそのような思想の人物がそのような思想をぶら下げているときにエンカウントしないことを祈るばかりであり、仮にそのような思想を持っていたとしても、なんやかんやと言える筋合いは誰にもないんだと一人でも多くの人に気づいてもらえたら幸いです。

「社会人でワーホリに行く」って、自分で貯めた金数百万をつぎ込んで、キャリアを途切れさせるデメリットを飲んで、結婚だ出産だっていう圧力を無視して、って方が多い。自分も含めて。

親の金で行きますという方や、働きすぎたのでちょっと羽伸ばして遊んできますという方もたくさんいるし、その方たちに何か言いたいわけでは決してない。ワーホリビザは自由なビザなので。

ワーホリに行くってなんかすごいことにも聞こえるけど、そうでもない。年齢制限や人数制限はあるものの、ほぼだれでもビザを取ることができるし(今はコロナでそう簡単でもないけどな!)、煩雑な手続きを無料で代行してくれるエージェントはいくらでもある。費用も語学学校に通ったとしても100~200万円ほど用意しておけば、なんとか生活できる(今はコロナで以下略)。

手続きとしてはたいして難しいことはないのだが、「仕事を辞める、キャリアが途切れる」「手取り十数万からちびちび貯めた貯金をはたく」「知り合い・友人が結婚出産で別のライフステージにのる、置いて行かれたようなさみしさ」・・・このあたりが、ワーホリ行く人の多くが割り切ってはいるけど気になっていることじゃないのかなと思います。

これらのコストを払っているのだから、せめて支払った分に見合う経験を積んで知見を広げたい、何かを手に入れたいと思うのではないだろうか。今まで会えなかった人と出会い、見れなかった景色を見て、知らなかった事を知り、初めてのことに挑戦する。この経験が「日本でこれまで通り働く」ことに対してより大きな財産になると信じて。

「ワーキングホリデー」…ホリデーという名目である以上遊びであることは完全には否定できないし、するつもりもない。遊びの一環だが、日本で社畜するより自分にとって良い選択だと思ったから決めたんだが。で、遊びの何が悪い?

昼まで寝てマイクロソフトのソリティアで3時間トランプ札と戯れるような時間を無為にしたなと感じるようなホリデーになるのか、自習室に籠って8時間勉強した後モスバーガーで晩御飯食べるようなホリデーになるのか、博物館の特別展示見た帰りに素敵な喫茶店でおいしいコーヒーを飲んで「楽しかったね」と笑いあうホリデーになるのか、レンタカー借りて仲間たちとデイキャンプしてくたくたになって帰ってぐっすり寝るようなホリデーになるのか、、、それはすべて自分次第。

記事タイトルは「反論したい。」だったのですが、反論というより開き直りみたいになってしまった。反論材料は現地に行って自分の力で探しましょ!!遊びで何が悪い!!

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