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SEO対策 -Googleの変更に振り回されないためには-

はじめに

こんにちは、筆者のMMMです。

デジタルマーケティングのお仕事に携わり、
「サイトのSEOを上げなきゃ…」
「Googleの変更が弊害になる」
という話をちらほら聞きつつ、当初はサイト改善担当が別の人だったので
「フーン…」
くらいに話を聞き流していたのですが、とうとう私自身が

  • Google広告配信

  • サイト改善

に着手せねばならぬ時が来ました。
そう、SEOと向き合わなければ…。

結論:Googleは我々の敵ではない

SEO関連に携わっているメンバーからよくこんな声を聞いていました。
「Googleの変更があると、評価基準が変更になったりするので、SEO対策が大変です」
どういう仕組みかわからないから、専門家が調査したりしてるらしいんですよね」
「本当、困っちゃいます」
確かに「Google」という検索ツールを使っている人に対し、変更前は自分のサイトがリーチできてたのに、変更後はリーチできなくなった…という状態になると困ってしまいますね。

そうなるとシステム屋的には
どういう評価基準で採点をしているんだ…」
裏側の仕組みってどうなっているんだ…」
「その仕組みに合わせたコンテンツを提供しないといけないってことだよな…」
とGoogle検索の「アルゴリズム」に目が行ってしまいます。

そんな中。知人に「読むといい」と紹介された本がこちらです。

2015年発行でそこそこ古い本ですが
「Googleは我々の敵ではない」
という事を学べたので大きな変化かな。と思っています。

重要なのは「ユーザーが検索した意図」を考えること

評価基準をいくら考えたところで、Googleから回答は出ません。
むしろ一生ブラックボックスであり、解のない設問を一生追い続けるだけになってしまいます(筆者はそう思いました)。

ここで改めて、SEOってなんだっけ?というおさらいです。

Search Engine Optimization
検索エンジン最適化を指す。

つまり「SEO対策をしなければ」という言葉の意味合いは

検索エンジンにヒットするようなコンテンツであるための最適化活動・対策。

という事になるのでしょうか。
検索エンジンが常に変わり続けるものであることを理解した我々は、
「変化への対応」をしなければならない…と考えてしまうのは当たり前だと思います。しかしGoogleは敵ではないのです。
本書にはこのような記述がありました。

検索エンジンは
「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者
であろうとしている

10年使えるSEOの基本 P.11

この1文を読んで「なるほどな…」と思いました。
本書には「ワンピース」という語句検索をするユーザーが何を意図しているか…という例示が記載されていました。
この「ワンピース」の検索例のおかげでGoogle検索のことを少し理解できました。

尚、仮に私自身が「ワンピース」と検索する場合、思い浮かぶのは「ファッション」ではなく「麦わら帽子の方」です。
ファッションの方を検索する場合は「ワンピース 黄色 花柄」など、具体的な色や模様を指定して入れるかと思います。

さて、実際にGoogleへ「ワンピース」と入力してみましょう。

「ワンピース」の検索結果

これはすごい。
Googleは約158,000,000件の検索ヒットの中から、1ページ目に「麦わら帽子の方」の情報を提供してくれています。
これが「どんな質問に対しても、最高の回答者でありたい」Googleの気構えなのだと…。

気付き

Googleがどういう検索結果を作ろうとしているか、
それを理解して、SEOでやることもそこに合わせればいい

10年使えるSEOの基本 P.24

Googleの「評価アルゴリズム」の細かい変更を理解して縋り付いていこうとするのではなく、ユーザーの検索意図に合わせてGoogleがどういう検索結果を出力しようとしているのかを理解して、そこに掲載されるようにサイトを最適化していけばいいのだと気づきました。

SEO初心者だった筆者が学べた大きな事柄と思います。

よければこちらの本、読んでみてください。再掲しておきます。

2023.4.05 MMM


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