落語をやってみることにした話
なぜ落語を?
イベントのオンライン開催にWeb会議。
突然仕事の中に動画を捌かなきゃいけない機会が激増した。動画は時間ばかり食う。
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情報を伝達するツールとして動画は時間効率はとても悪いけど、皆んなどうしているんだろう?
↪︎今の学生たちは倍速視聴が当たり前なんだって。ふぅん、そういう子たちがあと15年後社会に出てくるのかぁ。
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「後で映像で倍速でみといて」ってサラッと言いたい。時間効率がいい事は絶対的な「良い」ですし、興味が持てたのことはチャンス。
ゆっくり深く話すことが憧れですが、それぞれ好みも時間の都合もありますから、倍速再生の技術と受け手の「慣れ」、そして落語という文化のお力を借りて、本来届かない層へとアプローチができるのでは?という期待をしたんです。
落語をどう使おう?
「倍速」の世界に遊びを得ること。イメトレ教材、練習課題として。
新しい試みに古典から基礎をお借りしてくる。全く未知の領域だったものが、出来そうで出来なくて、でもとっかかりのある訓練にかわる。発声練習や滑舌の練習に紐付けていきたい。いつかは話のネタになってくれるかも。
芸事の本番が欲しい
競技や試合を何年も続けていたものは、板につく時のあの勝負心をを忘れられないのかもしれません。
肌に触れる風の感触、
スポットライトの暖かさ、
逃走本能ギリギリまで高めた闘争本能。
腹落ちか腹を括る瞬間。
スポットライトのない場に出る時も、刻んだ暖かい体感に誘導されるのでとても便利。現役の頃の競技会はひとつの原体験になったようです。
まとめ
落語にも「本番」の場数を頂き、師匠たちの芸から姿から学びたい、そんな思いで触れていきます。
観察から学ばせていただける有り難さ。
初心を再度味合わせてもらう有り難さ。
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200728
なぜこれに時間かけることに決めたんだっけ?を後で振り返るためにかいたよ、あと噂のnoteを使ってみたかったんだ
別の業界、別の領域でこそ輝くスキルや経験、視点、体感がある。幸運にも好きな事に出会えたなら徹底的にやろう。他所から知見を持ってきて己の基礎へ落とし込む。
別の領域にクロスする、その時に今持っているスキルを道具箱のように取り出せ、便利に自由に使えるところまで落とし込めているか。クロスしながら磨きをかける、削ぎ落とす。
- ひとつの技術、業界を極めていったとき、あなたがどんな凄い技術や基礎をもっていたとして、それでも自分がやっている事が酷く無価値でつまらない、無力なものに感じる朝はくる。たとえチャンピオンでさえ。
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インダストリースワッピングというらしいです。
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