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【読本シェア#8】 身近な人で「こうしてくれたらいいのに」思い浮かびますか


#鏡の法則


第1章は実話をもとにして物語
第2章に解説が書かれている

2006年発行の「鏡の法則」に
加筆・再編集して「完全版」として
再出版されたものです



///要約///

人生とは自分の心を映し出す「鏡」

Instagram @library_pn より


主人公は41歳の主婦 栄子
夫と5年生の息子 3人暮らし

息子がいじめられていることを知り
なんとかしてあげたいと心を痛める

夫の先輩で心理学に詳しい矢口氏に
相談すると、思ってもみなかった
栄子の心の問題と向き合うことになる

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「もしからしたらあなたは、
 誰か身近な人を責めていませんか」  

栄子が解決したかったのは息子のいじめなのに
話は栄子自身へ

身近な人?夫?
根本的な問題は父親との関係にあると
矢口氏は導く

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子供のころ口やかましく
私の気持ちなんて興味ないんだと思い、
お酒を飲んで愚痴を言うのも嫌だと思った

そして栄子のついた嘘に対する父の言葉

傷ついた栄子はずっと父と距離を置いていた



父への「許せない気持ち」を吐き出すうち
栄子は悲しさや辛さで涙がこぼれる

気持ちを受け止めた矢口氏は、父親に
「感謝したいこと」
「謝罪したいこと」
そして「伝えたいこと」
は何か促す

栄子はそれを遠方の父へ伝える決意をする
「今まで・・言ってこなかったんだけど・・・」

その電話先で声無く泣き崩れた父親を知り
あぁ、お父さんもずっと辛い思いをしていたんだ、
父の不完全な人間で、不器用ながら生きていたんだ、と
自分ばかり嫌な思いをしてきたと思っていたが
父親にどれほど辛い思いをさせてきたのか
いろんな感情が栄子の心に駆け巡った

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という
父親との一種の和解のような出来事をきっかけに
夫や息子との関係、さらには息子といじめっ子の
間にも変化が起こる実話をもとにした物語


/// 鏡の法則///

☝️自分と相手の間に線をひく
 「ここからは入ってこないで」
 親と子は別々の人間だと線引きをする
 思春期は子離れ期

☝️現実に起こる出来事はひとつの結果
 その原因は心の中にある

☝️人生の現実は心を映し出す鏡

人生に起こっていることから
自分の心のありようを推測でき
自らを変えるためのヒントを探る

☝️「ゆるす」とは
▼▼
過去の呪縛
(=何かに囚われたり誰かを責めること)
相手をゆるすことで
呪縛から解放され安らぎと
精神的な自由を手に入れることができる

Instagram @library_pn より
=ゆるすための8ステップ=
 ①相手との間に境界線をひく
 ②感情を吐き出す
 ③行為の動機を探る
 ④感謝できることを書き出す
 ⑤感謝の言葉を復唱する
 ⑥謝りたいことを書き出す
 ⑦学んだことを書き出す
 ⑧宣言する


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///感想///

この本の中にいは「ゆるす」をいう言葉が
キーワードのように繰り返されます

ゆるす、ということは
自分の心が苦しさや怒り・憎しみから解放されること

「赦しなさい、そうすれば、あなたも赦される」
これはキリストの教えですが、ふと、
この本を読んで思いだしました

あなたの心の奥にいる
「ゆるしたいひと」は誰ですか?

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書籍紹介
野口嘉則
著:完全版 鏡の法則
発行所:株式会社サンマーク出版
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ここまで読んでいただきありがとうございました

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