私の価値観で選ぶ~バリューブックス~
今回のnoteでは私がよく使う本の買取サービスについて思ったことを書いていきます。
宣伝のようになってしまいますが、あくまで私の個人的なサービスに対する思いです。
ではではさっそく。
本への悩み
私は紙の本をよく購入します。
電子書籍端末も持っているのですが、典型的な紙派です。
当然、買うばかりだと本は部屋に積み重なり、スペースを圧迫していきます。そのため、定期的に本のローテーションを行っています。
そのため、昔から読み終わって記録した本や、もう読まないかなという本たちの行き場にはかなり悩んでいました。
ブックオフなどの店舗に持っていくと1冊あたり10円、20円とあまりいい値がつくことはありません。
メルカリは高く売れますが発送などの手間がかかります。
そんな中見つけた、この2年ほど利用している買取サービスがバリューブックスです。
バリューブックスのいいところ
私がバリューブックスを利用する理由は、高く買い取ってくれるのはもちろんですが、本に対するスタンスに共感できるからです。
本への向き合い方が商品に対してというだけでなく、言葉を伝える価値あるものとして向き合っているところが素敵だと感じました。ウェブサイトやバリューブックス運営のウェブマガジンを見ていると、真摯に、丁寧に本について考えられているのだなぁ、とつくづく思います。
宅配による本の買取サービスは数多くあります。その中でも、バリューブックスは送料を買取金額から差し引くという、珍しいサービスでもあります。
しかし、なぜ送料を取るのか、その理由は誠実に説明されています。そのおかげで、私は納得して本を送っていますし、サービスの透明性によってより信頼感が高まりました。
また、売れない本が古紙回収にまわってしまう現実や、それを減らすための取り組みなど、応援したくなる活動をたくさんされているのも印象的です。
本の記憶
私には脳裏に焼き付いて離れない、本に関するCMがあります。
ブックオフのCMだったかもしれません。
小学生くらいのときに見たCMなので、おぼろげなのですが、たしかこんなナレーションでした。
「本を読めとはよく言われたけれど、本を捨てろとはいわれなかった」
ビニール紐で括られた沢山の本が、ゴミ捨て場で雨に打たれている映像は、私には大きなインパクトを与えました。
あのCMを見てから、私は本を捨てることを、できればしたくない、と強く思うようになりました。
本を捨てないように、次に本を必要とする人の手に渡るように、そう思って本を買取りに出しています。
バリューブックスでは、本のバーコードから事前査定ができ、値のつく本が分かるようになっています。また、値がつかないものや低すぎる本の送付は推奨していません。
そこで、私はブックオフをバリューブックスと併用しています。
ブックオフの良いところは、文庫本や流通量の多い本でも買取を断られることがほぼありません。
バリューブックスの事前査定で値がつくものはバリューブックスに買取を申し込み、残りの分をブックオフへ持っていく。
こうして私は本をローテーションさせています。
買うときもバリューブックス
私は基本的に新品で本を買うことが多いです。
なんとなく、本を出してくれた筆者さんや出版社への感謝のようなものも込めてです。
しかし、どうしても価格に悩むこともあります。
そんなときはアマゾンのマーケットプレイスで中古本を買います。
そのとき、出品者にバリューブックスがあれば、できるだけそこを選びます。
買取サービスで既に知っているので安心感がありますし、同じ値段やそう変わらない値段なら、応援したいところを選びたいのです。
おわりに
ここまで私の感想を書いてきましたが、こうやって書きたいと思える、応援したいサービスに出会えることってあまりないのでは、と思います。いつか、バリューブックスさんの実店舗「本屋未満」を訪れに、長野県上田市に行ってみたいです。
自分と価値観が合う、そういう企業を選び、サービスを積極的に使うことで、自分が共感できる素敵なコト、モノが世界に広がっていく気がします。
私にとってかけがいのないモノ、本に真摯に向き合い、社会に循環してくださっているバリューブックスさんを今後も利用させていただきたいです。
ありがとうございました。
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