ヤクルト・石川雅規、「新人から23年連続勝利」のNPB新記録


東京ヤクルトスワローズの44歳ベテラン左腕、石川雅規が待望の今季初勝利、通算186勝目、うち交流戦で通算29勝目を手にした。

6月2日、楽天モバイルパーク宮城での対楽天イーグルス戦に今季4度目の先発登板した石川は5回を投げ65球、被安打4、奪三振1個、無四球、無失点に抑えた。
ヤクルト打線は初回、楽天先発の岸孝之から1番・西川遥輝と2番・長岡秀樹の連続二塁打で1点を先制、さらに3番・村上宗隆がライトスタンドに叩き込む今季13号2ランホームランで追加点を挙げ、4回にも8番・中村悠平のタイムリー安打で4点目を挙げた。
試合は5回裏を終了した時点で雨脚が強くなり、中断の末、コールドゲームが成立、ヤクルトが4-0で楽天を下した。

石川は今季初勝利、現役最多となるNPB通算186勝目(186敗)を挙げ、交流戦でも通算29勝目で歴代トップをキープした。

さらに、石川雅規は23年連続で勝利投手となり、工藤公康、山本昌、三浦大輔と並ぶNPBタイ記録となり、新人から23年連続となると、米田哲也を抜いてNPB新記録を樹立した。


石川雅規、相性のよい楽天モバイルパークで、初めて岸孝之に投げ勝つ

なお、石川雅規は交流戦では楽天モバイルパーク宮城(県営宮城球場)と相性がよく、前身を含め、過去7試合に登板して、防御率1.72、4勝(1敗)を挙げていたが、これで5勝目となった。

また、石川は楽天・岸孝之とは交流戦で最多となる先発で4度目の投げ合いとなり、過去3試合で0勝2敗という成績であったが、初めて投げ勝った。




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