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「砂糖を摂ると糖尿病になる」の嘘
【砂糖の過剰摂取】
砂糖の過剰摂取は低血糖症や糖尿病の発症の原因となります。そしてさらにはがんや脳卒中、心筋梗塞、高血圧、高脂血症、腎臓病、脂肪肝など様々な慢性疾患の発症や増悪の因子でもあります。 長尾周格〈歯医者が虫歯を作ってる〉より
✔️【真相〈砂糖と糖尿病は関係ない〉】
浜松医科大学名誉教授の高田明和によると昭和40年代、日本人は1人あたり年間40キログラムの砂糖を食べていたのですが、2000年には20キログラム足らずになったそうです。
が、それにもかかわらず、肥満や糖尿病は増え続けていると言われています。これはなぜなのでしょうか?
【かつて糖尿病は砂糖で治療されていた】
最後に、誰もが腰を抜かすような驚愕の歴史的事実を紹介します。
なんと19世紀のイギリスで、砂糖で糖尿病が治療されていたというのです!
崎谷博征という医師によるとこの治療法をおこなったのは、イギリス人のウィリアム・バッドという人物。
患者は当時18歳の少年で、1日中喉の渇きと空腹感を訴え、筋肉も痩せ衰え、寝たきりの状態だったそうです。
当時の糖尿病治療食は砂糖を制限したものだったのですが、ウィリアム・バッドは1日230グラムの砂糖を食事に追加したのです。
するとどうでしょう。わずか2ヶ月ほどで患者の体調はみるみる回復し、筋肉の痩せも治り、体重も10キロ増えたそうです(Bristol Royal Infirmary. Br Med J.1857)。
もともとフランスで似たような臨床実験があり、ウィリアム・バッドはそれを参考にしたのです。
ちなみにそのときの患者には、もともと糖やデンプン質を抜いた食事が与えられていたのですが、2ヶ月ほどでその食事にギブアップし中止になったそうです。
なにはともあれ、砂糖を食べても糖尿病にならないどころ、砂糖には糖尿病を治す効果すらあるというのが事実なのです。
【まとめ】
●砂糖と糖尿病の因果関係はわかっていない。
●糖尿病はかつて砂糖で治療されていた。
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