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「ウイルスベクターワクチンの安全性は確認されている」の嘘

【新型コロナウイルスに対するウイルスベクターワクチンは危険?】

 [答え:高い安全性が確認されていますが、まれに若い女性で特殊な血栓症を起こすことが報告されています]

 ベクターワクチンでは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の設計図(遺伝情報)を、別のウイルスの運び屋(ベクター)に入れて、人間の細胞に届けます。人間の細胞がこの設計図をもとに、細胞の中でスパイクタンパク質を作り、これに対する免疫が誘導されます。(中略)

 これらのベクターワクチンに関する有効性と安全性も、大規模な臨床試験で検証されました。ジョンソン・エンド・ジョンソン社は4万3000人以上が対象となったENSEMBLEという臨床試験、アストラゼネカ社もAZD1222という第3相試験に、米国内だけでも3万2000人以上が参加しました。

 ただし、数万人規模の臨床試験では検出できないほどまれな副反応もあることがわかりました。アストラゼネカ社とジョンソン・エンド・ジョンソン社で共通して認められた問題として、特に50歳以下の女性に生じる血栓板の減少を伴なう特殊な血栓症(ワクチン起因性免疫性血栓性血小板減少症)が報告されました。その頻度は報告により差がありますが、アストラゼネカ社のワクチンの場合、約10万人に1人程度と推定されています。(中略)またギランバレー症候群という神経の病気も非常にまれにアデノウイルスベクターワクチン接種後に報告されています。(安川康介) ASIOS〈新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本〉より

✔️【真相〈副作用発生率は80%〉】

 中国で改造チンパンジーアデノウイルスベクターワクチンの臨床試験なおこなわれました。

 低・中・高用量注射の3つの群に分けての試験だったのですが、結果、すべての群で80%の人になんらかの副作用が出ました。

 死者は出なかったものの、グレート3以上の重篤な副作用が10%程度認められました(Lancet.2020)。

 ちなみにこの研究は最低ラインのRCT(ランダム化比較試験)ではない上、7~28日の短期間の副作用報告しかなく、さらに60歳以上の高齢者が入っていなかったそうです。

【アストラゼネカのベクターワクチン】

 もう1つ。日本がアストラゼネカから購入したベクターワクチンの研究結果を見てみましょう。

 この研究、比較対象はなぜかプラシーボではなく、髄膜炎菌結合型ワクチン群だったそうです。

 この時点でこの研究がペテンであることがわかります。プラシーボより副作用の差がはるかに少ないのは明白なので「ほら、安全でしょ?」と主張できるというわけです。

 結果のほうは、髄膜炎菌結合型ワクチン群よりベクターワクチン群のほうが、高率で副作用が発生したそうです(笑)。

 ちなみにこちらの研究も正しいRCTではない上、副作用報告期間も短く、高齢者も入っていなかったそうです。

【具体性ゼロの安川康介の主張】

 ASIOS軍団の医師・安川康介は「ベクターワクチンの有効性と安全性は、ジョンソン・エンド・ジョンソンとアストラゼネカの臨床試験で確認されている」などと言っていますが、RCTなのかそうでないのか?

 どういうタイプのRCTなのか?

 報告期間はどのくらいなのか?

 高齢者は入っていたのか?

 具体的なことが一切書かれていません。

 また、50歳以下の女性に血栓症やギランバレー症候群が「まれ」に出るなどと言っていますが、前述の調査からベクターワクチンの副作用発生率は極めて高いことが明らかになっています。

 要するに安川康介の主張は、まったく信用に値しないというわけです。

【まとめ】

 ●ベクターワクチンの安全性はまったく確認されていない。 


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